過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/29(火) 13:09:10.15 ID:AuVSUEXb0
だが、その決定に不服の者もいるようだ。
「ええー、いいじゃん、面白そうだし手伝ってあげようよー」
面白そうって、思ってても本人の前で言うか、普通。
由比ヶ浜に袖をひかれた雪ノ下がこちらを見る。
ええー、そこで俺に押し付けるの?
彼女の視線の意味に気付いたのか、戸部が俺に向かってくる。
「ヒキタニくん、いや、ヒキタニさん!オナシャス!」
「ゆきのん、困ってるみたいだし……」
「そうね……そこまで言うなら考えてみましょうか」
雪ノ下、由比ヶ浜に甘すぎぃ!
こうなるともう駄目だ。奉仕部内の過半数を超える二人が賛成しているので、俺が何と言おう
と変わらない。
「じゃ、やるか……」
「やっりぃ!マジサンキュー!」
「まぁ、受けるのはいいんだが、具体的に俺達は何をすればいい?」
「んっとさー、俺が告るじゃん?だからそのサポート的な?」
えっと……話聞いてた?俺具体的にって言ったんだけどな……。
「お前の思いの丈は、思いの丈だけはわかったが、告白ってかなりリスキーなんじゃないのか?」
「リスキー?ああ、リスキーね、リスキー」
こいつ、本当にわかってんのか……?
「リスキー……?」
由比ヶ浜が不思議そうに首をかしげる。
「リスクというのは、危険度や損失を被る可能性のことよ」
「意味くらいわかるし!どういうリスクがあるのかってこと!」
仕方ない、ここは俺が説明するしかないみたいだな……。
「まず告白するだろ?で、振られるだろ?」
「ええ!?もう決まっちゃってるの!?」
「それだけじゃない。もうその先まで決まってる。……さぁ、地獄を楽しめ」
一呼吸おいて俺は口を開く。
「告白した次の日には、そのことをクラスのみんなが知ってるんだ。それだけならまだいいが、
時たまその話をしているのが聞こえてくる……」
『昨日比企谷、かおりに告白したらしいよ』
『うわー、かおり可哀想……』
かわいそうって、一番かわいそうなの俺だろ……。
『しかもメールだって』
『何それビビり過ぎ。ぶっちゃけありえなくない?』
お前は初代プリキュアの人かよ……。
『あたしアドレス教えてなくてよかったー。圧倒的、感謝……』
『ざわ、ざわざわ……』
『本当に悪いと思っているのならどこでだって謝罪できる。たとえそれが、血を焼き、肉焦が
す、鉄板の上でもっ……!』
「と、こんな具合で愉快なおしゃべりのネタにされる」
「て、最後の方カイジじゃん!」
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