過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/08/30(日) 22:50:08.99 ID:G+niSgN10
「あ?千葉に行くなら電車だろ」
言って振り返る。すると小町が『あっちあっち』と指をさしている。
見るとその先には、行き遅れアラサー教師の姿が……。
うわぁ……。
「さて、電話に出なかった言い訳を聞こうか」
サングラスを外して俺に話しかけてきたのは、間違いなく平塚静その人だ。
「いや、そもそも電話をかけたら相手が必ず出るという前提がおかしいんですよ。俺と先生は
仕事上の付き合いがあるというわけではないんですから、こっちが気が向いたときだけ……」
「ファイナルアタックライドォッ!」
「ぐぶぉっ!!」
言う途中で腹を殴られ、俺の発言は中断される。
「ふぅ、もういい。最初からまともな言い訳など期待していなかったからな」
「なら何故聞いた……」
「最近いらいらしててな」
「最低の理由じゃねぇか……。つーか俺、今から妹と千葉行くんすけど」
「心配するな。我々も千葉に行くからな」
「我々?」
何故一人なのに複数形?と疑問に持っていると、背後から声をかけられる。
「ヒッキー遅いし」
振り返ると、そこにはやたら布面積の狭い服を着た由比ヶ浜が。
その陰に隠れるようにして雪ノ下もいる。
「え、なんでお前らいんの?」
「なんでって、部活じゃん。小町ちゃんから聞いてないの?」
なるほど、そういうことか。
「小町、お前俺を騙したな?」
「てへぺろ」
うっわー、すっげぇ腹立つわー。かわいさ余って憎さ百倍。でも結局かわいいから許しちゃう
のが俺の甘いところである。
「はちまーん!」
すると、再び後ろから聞きなれた声が。
息を切らせて、朗らかな笑みを浮かべながら戸塚がやってくる。
「と、戸塚ぁぁあっ!」
さっきまでのイライラなんて一瞬で吹っ飛んだぜ!合宿最高!
「僕も呼んでもらえて……うれしいな」
「当たり前じゃねぇか!戸塚を呼ばずに誰を呼ぶんだよ!」
「我もいるぞっ!はちまーんっ!」
太った体でぜいぜい言いながら材木座義輝が走ってくる。
「お前、なんでいるの?」
「それは愚問だぞ八幡っ!八幡のいるところには、大体いるぞぉっ!」
「それほとんどストーカーじゃねぇかよ……」
「よし、これで全員そろったな!それではいくぞ、レッツラゴーだ!」
だからそれ古いって……。
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