過去ログ - 卯月「これが私たちの、ガンプラバトル」
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83: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/20(木) 20:22:53.22 ID:9mjvW1pG0

その時、事務所の扉が開かれ、スーツを着た大男が鋭い目つきで二人を見据え、ぺこりとお辞儀をした。

「お疲れ様です、お二人とも」
「あ、プロデューサーさん!」
以下略



84: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/20(木) 20:25:59.85 ID:9mjvW1pG0

「こちらにも話が振られていましたが、幾人か好戦的なプレイヤーがいますので、問題ないと返答してはおきました。
――それでも三十人弱で挑んだバトルが、四人しか勝ち抜け出来なかったと言うのは、いささか765プロや876プロの方々が強すぎました」

 346プロの強みは、個性の強いアイドル達が百五十人以上いると言う点だ。
以下略



85: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/20(木) 20:30:02.47 ID:9mjvW1pG0

「あなた方は、あなた方の強みを引き出している。一矢報いるチャンスは、十分にあります」

「私たちの強み?」

以下略



86: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/20(木) 20:30:49.67 ID:9mjvW1pG0

「渋谷さんのMk-Uは高いレベルを持っています。後は時の運と戦局次第。

大丈夫、あなた方の勝機は必ずある。

以下略



87: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/20(木) 20:35:35.55 ID:9mjvW1pG0

346プロダクションの中にある噴水で、神崎蘭子は黒い日傘を差しながら座り、日傘をくるくると回し、小さく溜息をついた。

その隣に、巨体の男性が腰を下ろす。

以下略



88: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/20(木) 20:36:21.13 ID:9mjvW1pG0

 蘭子は立ち上がり、その日傘を閉じてフゥッと息をついた。

「如何にも。柄にも無く恐怖している……彼の存在、高槻やよいと言う太陽のような存在に、闇の使者である、この私が……。
(訳:すっごく緊張してます。だって、相手はあの高槻やよいさんですよ? 緊張しない方がおかしいです)」
以下略



89: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/20(木) 20:43:43.04 ID:9mjvW1pG0

日野茜は、レッスンスタジオで一人、その小柄な体に似合わぬシャドーボクシングをしながら、体を温めていた。

そんな中、プロデューサーがレッスンスタジオに入室し、茜はそちらを見据えて、表情を驚かせた。

以下略



90: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/20(木) 20:48:52.16 ID:9mjvW1pG0

「そして、次の対戦相手は、尊敬する菊地真先輩ですっ! ……ワクワクします、凄く嬉しいです、今からものすごっく楽しみですっ!!

 ――でも、勝てる気が、しないんですっ!」

以下略



91: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/20(木) 20:51:15.16 ID:9mjvW1pG0

東京ビッグサイトは、沢山の人間がすし詰めになっていた。

当日券は販売開始前に完売が確約。前売り券などはオークションに高値で流されている始末となっていた。

以下略



92: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/20(木) 20:53:44.78 ID:9mjvW1pG0

ちらりと、卯月が周りを見渡すと、そこには嬉々とした表情でミニライブの工程を確認する、日高愛と水谷絵里。

愛がふと、卯月の視線に気が付くと、そちらに駆け寄ってくる。

以下略



93: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/20(木) 21:04:10.57 ID:9mjvW1pG0

「……でも私も相手は天海春香さんだから、条件は、同じ?」

「応援してますっ」

以下略



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