過去ログ - 奈緒「志保、ぱんつがあらへん」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:37:10.60 ID:j2JVJq8j0
ミリマスの奈緒と志保のSSです。
二回目の投稿なので、いたらないことあるかもです。
よろしくお願いします。

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2:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:37:46.93 ID:j2JVJq8j0
「志保、ぱんつがあらへん」
「は?」

 レッスンを終え、シャワーを浴び終え、更衣室に戻ったところだった。
 隣の奈緒さんが何かごそごそやっている――裸のままだったので上からバスタオルをかけたのだけど、
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:38:27.85 ID:j2JVJq8j0
「みつからないって……ちゃんと穿いてきたんですよね?」
「志保は私を何だと思ってるねん。痴女か」

 憮然とした表情で言う奈緒さん。
 バスタオルは肩にかかっているだけなので、痴女と言えば痴女だった。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:39:00.76 ID:j2JVJq8j0
「本当にないんですか?」
「ないなぁ。盗みとかはいったんやろか」
「……ありえなくは、ないですね。あとでプロデューサーに……いや、律子さんに相談しましょうか」
「せやなー。あー、私も髪かわかそ。風邪引いてまう」

以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:39:42.62 ID:j2JVJq8j0
「髪、手伝いますよ」
「おぉ、助かるわー」

 ドライヤーとブラシを受け取り、奈緒さんの髪をすく。
 緩やかな癖っ毛はどうも私と似ているらしく、
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:40:26.81 ID:j2JVJq8j0
「で、どうするんですか」
「なにが?」
「下着ですよ。まさかその格好で外に出るつもりですか」

 奈緒さんは鏡に映る自分の姿を眺める。
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:40:59.79 ID:j2JVJq8j0
「他に何か手があるんですか」
「あるよ」

 笑顔でじっと私の方をみつめてくる。
 後ろに何かあるんだろうか。何もない。私をみてるの?
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:41:41.07 ID:j2JVJq8j0
「……はぁっ!?」
「私は知っているねんで。
 志保はレッスン前にスポーツタイプのぱんつとブラにわざわざ替えていることを」

 なんでみているんだ。へんたいなのかこのひと。
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:42:10.08 ID:j2JVJq8j0
「いつもの私ならここまでいわへん。ノーパンでもなんでもどんとこいや」

 なんでもどんとこい……。
 ティーバックとかガーターベルトでも穿いているんだろうか……。
 いや、なにを考えているんだ私は。
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:42:38.42 ID:j2JVJq8j0
「私、そんなスキャンダルで消えとうない……もっとがんばって、故郷に錦を飾りたい……」

 顔を掌で覆い、しくしくとしおらしくなる奈緒さん。
 時折鼻を啜る音。
 嘘泣きしたいなら指の間からちらちらみるのをやめた方がいいですよ。
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:43:24.72 ID:j2JVJq8j0
「はやく出ましょう」
「見捨てないで!」
「蜘蛛の糸は切れるものなんですよ」
「お釈迦沢志保はまだ糸を垂らしてないやないか!」

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:44:09.27 ID:j2JVJq8j0
 よよよ、と泣き崩れる奈緒さん。

「わかった。みんなには伝えておくよ。
 志保は私をノーパンで外へ放りだし、変質者の肩を持つ変態さんやったと」

以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:44:48.00 ID:j2JVJq8j0
「なにを想像しとるかしらんけど、別に大したことないやろ。
 下着の貸し借りくらい、みんな普通にしとるで」

 そうなのか? そうなんだろうか。
 もう何だか考えるのもつらくなってきた。
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:45:22.57 ID:j2JVJq8j0
 何も考えない。
 スカートの中にそっと手を入れ、いつも脱ぐように下までおろす。
 ただ、スカートが捲れるのはいやなので気をつけていたら、随分とゆっくりになってしまった。
 ある程度までおろしたら、右足を軽く上げてくぐるように。
 そのまま開いた穴に指を入れ、左足からも抜いた。
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:46:01.85 ID:j2JVJq8j0
「あ、あっちは駄目ですよ! 汗かいてるんですからっ!」
「だからって、脱ぎたてを渡してくるとか、私も、その、ちょっと恥ずかしいねんけど……」
「いやいやいや私の方がどう考えても恥ずかしいですから!
 そっちが受け取らずにもじもじするとかおかしいでしょう!」
「志保、ぱんつもボーダーっていうか縞パンなんやね。好きなん?」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:46:35.73 ID:j2JVJq8j0
「いやぁ、志保はからかいがいあるなぁ。最初にみつからへんかったのは本当やけど。
 志保が鏡向いた辺りでみつけたんやで。気づいとらんかったから、こう、からかえるかなって……」

 このカンダタ、糸であやとりしてるんですけど!?
 私が切るまでもなくコイツは地獄行きですよ!
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:47:03.52 ID:j2JVJq8j0
 奈緒さんの声が徐々に遠くなる。
 まったく、変なことばっかりするんだから。
 冷静に考えたら下着の貸し借りとかおかしいでしょ。

 すぐに奈緒さんが息を切らしながら追いついてくる。
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:48:08.97 ID:j2JVJq8j0
「……謝罪をする際は、誠意をみせるべきだって思いますけど」
「みせるみせる! コンビニでぱんつでもこうたろうか?」

 3分も経たずに煽ってくる奈緒さんに再び呆れながら、
 まぁ、こういう人だから別にいいんですけど、とひとりごちる。
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:49:29.91 ID:j2JVJq8j0
ぱんつぱんつ!

以上です。
読んで頂きありがとうございました。


20:名無しNIPPER[sage]
2015/08/20(木) 21:51:02.72 ID:/ElQ9VZO0
いいぞもっとやれ!



21:名無しNIPPER
2015/08/20(木) 21:58:42.69 ID:AXiJMI0+0
おぱんつ乙乙


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