過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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133: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:33:06.14 ID:XFqi4LjNo
だが、陽乃さんはくすっと笑うだけでその拒絶を跳ね除けると、にやりとした表情を俺に向ける。

陽乃「比企谷くんね……うん、ちゃんと覚えた」

そのセリフはいつかどこかで出会いそうなほんわか先輩のもののような気がする。

陽乃「うんうん、比企谷くん。今度、お茶しようね」

そして目線が俺から雪ノ下へとスライドした。

陽乃「そして雪乃ちゃん……は、なんだか別人みたいになってるけど……まぁいいか、青春してるみたいだし」

雪乃「……比企谷くん、行くわよ」

陽乃さんの言葉には返事せず、俺の腕を引っ張ってその場から離れようとする雪ノ下。俺も特に抵抗せず、そのままされるがままについていく。

最後にちらりと首だけ動かして陽乃さんの方を振り向くと、ばいばいと胸の前でこちらに向かって手を振っていた。

陽乃「じゃ、雪乃ちゃん、比企谷くん……『またね』!」

八幡「…………」

別れの挨拶をすると、陽乃さんは俺たちの向かっている方向とは逆の方に向かってとててと去っていく。

……気にしすぎなだけかもしれないが、今の「またね」とはどういう意味なのだろうか。知り合いの姉なんて、普通そうそう再開する機会もなさそうに思えるんだが。



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