過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
↓
1-
覧
板
20
123
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/15(火) 10:27:04.67 ID:XFqi4LjNo
× × ×
以下略
124
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/15(火) 10:27:30.42 ID:XFqi4LjNo
時計を確認すると、時間はだいたい二時といったところだ。意外と長い時間を過ごしてしまった。さくっと買ってさくっと帰るつもりだったのに。
八幡「用事も済んだし、帰るか」
雪乃「え……」
以下略
125
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/15(火) 10:28:26.99 ID:XFqi4LjNo
八幡「じゃ、適当にその辺見て回るか……」
そう言いながら歩き始めると、横に雪ノ下が並んでくる。こいつが見たそうなところってどこかなぁ……。
適当に歩いている道中、家族やカップル向けのゲームコーナーがあった。が、特に用事もない。さっさと通りすぎてしまおうとしたとき、雪ノ下がぴたっと足を止める。もしかしてここに来たかったのか?
以下略
126
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/15(火) 10:28:55.30 ID:XFqi4LjNo
八幡「ちょっと待ってろ」
雪乃「え?」
クレーンゲームの台まで向かって、財布から取り出した百円玉を投入する。すると、「ふええ……」と間抜けな機械音がした。
以下略
127
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/15(火) 10:29:41.96 ID:XFqi4LjNo
そして追加の百円玉を投入。狙うは尻尾の辺り。そして「ふええ……」とクレーンがその狙い通りの位置に移動してくれ、そのまま尻尾を掴みあげようとする。当然持ち上げることは適わないが、前の方に動いてはくれた。
そして数度、追加のコインを投入。ふええぇぇ。ふええぇぇ。ふええ……。ごとっ。おっ、取れた。五〇〇円で取れたのなら上々だろう。俺、こんなにクレーンゲーム上手かったんだな……今度ひとりでもプレイしに来ようかな……。
筐体の払い出し口からパンさんのぬいぐるみを取りだすと、俺は雪ノ下に向かって押し付けた。
以下略
128
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/15(火) 10:30:14.91 ID:XFqi4LjNo
雪乃「…………。分かったわ、そこまで言うのなら受け取るわ。……その、ありがとう」
八幡「ん」
それに、そんなふうに大事そうに抱きかかえられちまったら返せなんて言えねぇよ。
以下略
129
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/15(火) 10:30:42.22 ID:XFqi4LjNo
その声がした方向を、俺と雪ノ下が同時に振り向く。
すると、目の前にいたのはとんでもない美人だった。その美人は友達と遊びに来ていたのだろうか、後ろにわらわらといた男女数名に「ごめん、先行って」と拝んで謝るような仕草を送る。
雪乃「姉さん……」
以下略
130
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/15(火) 10:31:08.24 ID:XFqi4LjNo
そのまま姉の視線が俺の方に向く。すると、にこりと笑みを携えながらその艶かしい唇を開いた。
陽乃「雪乃ちゃんの姉、陽乃です。雪乃ちゃんと仲良くしてあげてね」
八幡「はぁ、比企谷です」
以下略
131
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/15(火) 10:31:34.27 ID:XFqi4LjNo
陽乃「ふーん、あの時の子が……こんなに変わって、それで雪乃ちゃんと関わりを持つようになったのかー……運命の悪戯って面白いなぁ……」
八幡「…………」
陽乃さんの独り言の意味は何一つ理解出来なかったが、警戒は解かないまま身構える。
以下略
132
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/15(火) 10:32:09.08 ID:XFqi4LjNo
陽乃「んー、本当になんか前までの雪乃ちゃんじゃないみたいだなぁ。ねぇねぇ彼氏さん、君が雪乃ちゃんを変えたの?」
八幡「いや、彼氏じゃないすけど」
陽乃「お、君もムキになっちゃってぇ。雪乃ちゃんを泣かせたりしたらお姉ちゃん許さないぞっ」
以下略
191Res/162.66 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1440082972/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice