過去ログ - 新選組〜あるいは沖田総司の愛と冒険〜
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103
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/10/13(火) 01:39:40.29 ID:fDjbuMnwO
「ここがどちらのお国の総領事館かは存じませんが、皆さんの職務には敬意を表します。……ただ」
「ただ何だ!」
以下略
104
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/10/13(火) 01:51:17.42 ID:fDjbuMnwO
「お前はペーペーの領事官補ではないか! 担当業務について現況報告せよ!」
「はい報告いたします総領事閣下!」
以下略
105
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/10/13(火) 01:59:13.49 ID:fDjbuMnwO
「はッ! では現況報告いたします! 綿密なる調査を実施いたしましたところ、『俺』はホテルを抜け出し行方をくらましたもようでございます!」
「何ィィィ!」
以下略
106
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/10/13(火) 09:30:59.66 ID:gL3Ly2xi0
乙
107
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/10/17(土) 02:04:44.83 ID:B/freJ4lO
迷惑そうに俺を見る「総領事」と目が合った。
やはりこの連中はまともじゃない。たぶんここは精神病院の隔離病棟か何かだ。
以下略
108
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/10/17(土) 02:25:51.08 ID:B/freJ4lO
「総領事」が顔をゆがめて舌打ちし、指を鳴らした。
すると、回廊へ上がる階段の下から、どれも同じ猿のような面を着けた黒服の男5人が飛び出してきた。
以下略
109
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/10/17(土) 02:45:52.72 ID:B/freJ4lO
そして道化たちが演じた笑劇の余韻に浸る間もなく、今度は背後から数人の気ぜわしい靴音が響いてくる。
俺は振り向きもしないうちに、案内係の獣マスクたちにつかみかかられた。
以下略
110
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/10/17(土) 02:50:47.00 ID:B/freJ4lO
道の両端にはソーラー投光器が5メートル程度の間隔で地面に配置され、光る巨大な蛇のような小道の形状が、闇の奥に向けて浮かび上がっている。
差し迫った危険はないらしいと感じると、おびえの反動なのか、妙な馴れ馴れしさが湧き上がってきた。
むしょうに話しかけたい衝動に駆られて、俺は両腕を捉えている男たちを交互に見た。
以下略
111
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/10/17(土) 02:56:42.57 ID:B/freJ4lO
ヤギは一瞬、俺に顔を向けた。しかし別に顔を舐めてくれるわけでもなく、即座にその愛らしい鼻先を正面に戻してしまった。
俺はヤギの意を迎えるべく、サービス過剰とも思える愛想笑いをした。
以下略
112
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/10/17(土) 03:17:30.75 ID:B/freJ4lO
さらに1分ほど歩いたところで、正面に高さ5メートルはありそうな鉄柵のゲートが姿を現した。横幅も優にバスが通れるぐらいはある。
柵は両端の石柱に固定された蝶番部分から中央へと、曲線を描いて天に伸びていた。
さらにその頂点には、投光器に照らされて、アーチ状になった金物細工の装飾文字が見える。
以下略
113
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/10/17(土) 21:57:30.79 ID:Fo0b5EMEO
静寂。
以下略
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