過去ログ - 魔王子「僕が美しすぎて世界征服とかどうでもいい」
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18: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/09/07(月) 20:08:09.65 ID:PaFmWOtd0
完全に彼女を見失った姫は途方に暮れていた。
だが同時に気付いたことが1つ。

姫「はっ」

以下略



19: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/09/07(月) 20:08:36.58 ID:PaFmWOtd0
そこに現れた「彼」――いや、容姿からは男なのかどうかも判別できない。

顔貌は獣のようでありながらも、知性的な眼差しは人らしくもある。流れ落ちるような銀色の髪の毛は、陽の射さない森の中でも輝いて見えた。その美しい毛を掻き分けるようにしてそびえ立つ2本の大きなツノが頭を装飾し、彼の威圧感を際立たせていた。


以下略



20: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/09/07(月) 20:09:21.48 ID:PaFmWOtd0
魔神「ところで、何故人間がたった1人でここにいる」

姫「その…魔王子様に連れてきて頂いたのですが、はぐれてしまって…」

魔神「魔王子が…そうか」
以下略



21: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/09/07(月) 20:09:52.53 ID:PaFmWOtd0
魔神「争いにおいては力や戦略ばかりが重視されるが、容姿も案外影響力の大きいものだ」

姫「…容姿……」

否定も肯定もできない言葉だった。
以下略



22: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/09/07(月) 20:10:19.92 ID:PaFmWOtd0
魔神「魔王子はそなたを信用していない。だからここに連れて来たのだろう」

姫「?」

何故、急に魔王子の話になるのか。だが姫は、それを問わなかった。
以下略



23: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/09/07(月) 20:10:50.25 ID:PaFmWOtd0
姫「魔神…さん?」

気がつくと霧が晴れていて、森の外へ出ていた事を知った。
キョロキョロ見回して魔神の姿を探したが、あの存在感のある姿はどこにも見つからなかった。

以下略



24: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/09/07(月) 20:12:05.93 ID:PaFmWOtd0
今日はここまで。
魔王子成分が足りぬッ!!(゜Д゜)

予想しておきますと、このssは全100レスくらいの作品になると思います(´・ω・`)


25:名無しNIPPER[sage]
2015/09/07(月) 21:26:12.71 ID:SMx3Wks0O
憎めない魔王子と姫の今後が気になるな
乙!


26:名無しNIPPER[sage]
2015/09/07(月) 21:29:17.18 ID:arAdDdIpO


面白そうだ


27:名無しNIPPER[sage]
2015/09/07(月) 23:13:32.17 ID:yootxVNQO
結構面白いw


28:名無しNIPPER[sage]
2015/09/08(火) 13:59:33.74 ID:mTCM3+CEo
魔王子さんの空回りっぷり半端ねぇw



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