過去ログ - 朝日奈葵「苗木ととれーにんぐ!」
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22:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 23:39:02.11 ID:bAfjMS1u0
 ほとんど自然に、手が動いていた。

 しゅ……うっ、と滑らかなわき腹を擦りあげる。

「あ…………やあぁ……っ!」

 その僅かな時間に、彼女の瞳の底に沈む後ろ昏い期待が、より深化する直感があった。

 まもなく――たゆっ、とした感触。

 果物を掬い取るように、ボクは朝日奈さんの胸を持ち上げた。
 
 ボクはおかしくなって、思わず苦笑いしてしまった。だってホントに持ち上げるって感じだったから!

「ふぁ……ぁ! な、なえぎっ、ちょっと、その、あの…………っ!」

 朝日奈さんが口を戦慄かせて咎める様なことを口走り、逃げるように腰をくねらせる。でも全然力は入っていなかったし、口調にも弱弱しかった。

 ボクは手を、指を止めなかった。装飾のほとんど無いスポーツタイプであろうブラジャーを、手探りのままたくし上げて柔らかい膨らみを直に犯す。

「もう、だめだよ、朝日奈さん……ここまでされちゃったら、実際はもう最後までされちゃうよ」 

 その感触といったらなかった。ぱんぱんにハリがあって、でも力を込めれば指の間から零れるほど柔らかくて。

 更に、適当に蠢かせた指の節が徐々に固くなる乳首に当たるたび、その全身が切なく震えるのが巻きつけた腕に伝わってきて。

 いま彼女が、ボクの与える刺激に夢中になって、思考を支配されていっているのが、何よりボクのイヤらしい満足感をくすぐった。

 痛くならないよう力を抑えて、でも、いたぶる様に丁寧に弄り倒す。

 彼女のシャツの首元から、無遠慮に這いまわるボクの指が見え隠れしていた。

「はん……、うぁ、やぁ…………さ、最後……?」

 発情しながらも、まだ戸惑いの声が強い朝日奈さんを更に貶めるべく、ボクは男にとって都合のいい仮定を重ねる。

「そう……このまま服を脱がされて、下着も破られて、めちゃくちゃに……弱みを握られてずっと逃げられないよ」

「はぁ、ふぅ、ふ……っく……ずっと……」


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