過去ログ - 朝日奈葵「苗木ととれーにんぐ!」
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23:名無しNIPPER[saga]
2015/10/13(火) 00:31:34.13 ID:BpcSycVC0
 ずっと、という言葉に反応した時、朝日奈さんの目が一際潤んだ気がした。

「うん、ずっと」

 ボクは断定する。

 いまさら罪悪感がこみ上げてきて没頭することで掻き消すため、胸を蹂躙し、指と指の間に乳首を挟みこみ、指紋さえ残すつもりで擦りあげた。

「ん、んんん……っ、きゃぁっ!!」 

 そのままの勢いで倒れこみ、ベッドの上で彼女を組み敷いた。ゴムでくくった頭は枕までは遠くて、リネンの海へ余計に沈み込んでいるみたいに見える。

 両腕はやる気の無いバンザイみたいに投げ出され、その力の抜けようがあまりにも日中の彼女とかけ離れている。

 押し倒したのはマネキンじゃないかと思ったくらい。

 シャツはほとんど胸の上までまくれ上がり、ブラは窮屈そうに鎖骨の辺りで縮こまっている。

 腰から下はどうなってるんだろう。ショートパンツの下はどうなってるんだろう。

 今見えるのは、荒い息遣いに呼応して隆起する地面みたいな胸、胸、腹、臍。改めてすごいくびれ。
 
 その上に乗ったボクの掌。

 大して男らしくもないはずなのに、鷲掴みにする対象があまりに女性的だからか対比で、地面に張った木の根のように筋張って見える。

 早く全部脱がせたい、と最低最悪な願望がもうそこまで来ている。

「すはっ、はっ、はーっ、はーっ、ふ……ぁ、ふ……ぅ」

 馬乗りになっているボクは、なお嫌悪感ひとつ見せない彼女をどうしてか気に入らなくて、問いかける。

 ボクらは汗だくになっていた。

「それでいいの?」

 胸元に手を突っ込んだままする話じゃないことは明白だった。


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