過去ログ - 朝日奈葵「苗木ととれーにんぐ!」
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34:名無しNIPPER[saga]
2015/11/06(金) 00:40:45.18 ID:sfGYlI770
 ボクは尚逸る心のまま、自分のパンツもズボンごとベッドの下に蹴り落として、すらりと伸びた足の間に割り入れ、入り口へあてがう。

 朝日奈さんはいよいよの一瞬を、この上ない羞恥心にとらわれながら、それでも見逃すまいと生唾を飲み込んでいる。

「いくよ、朝日奈さん……チカラ抜いて」

「う、う……ん、あっ、なえぎっ、待って……っ」

 尋ねるより先に頭を引き寄せられ、唇が重なった。

「ちゅぱっ、んちゅっ、あえろっ、れろ……にゃえぎ……ぃ」

 互いの唾液を溶かしあい、キスで互いの身体を湿らせてゆく。

 交感に没頭しながら、それでも本能の我慢に限界を感じていると、

「なえぎっ、にゃえぎぃ、んちゅっ、ちゅぱ…………きて」

 彼女の甘えた声に、躊躇うことなく腰を送る。

 ずぽりと、敷いたレールの上を行くように、ボクは朝日奈さんのナカへ侵入した。

「あ……くあっ、んく……っ、あっ、あっあっあっ」

 ずぶ、ずぶずぶと、肉同士の摩擦が起きるたび、絡ませ合う口から嬌声と悲鳴の中間くらいの喘ぎが漏れる。

 初めての相手ともっとも敏感な部分を接合してゆく様は、互いの周波数を合わせるよう。

 それも間もなく、ガチリとくっつく。

「な、苗木……なえぎ……っあ、うれ、し……ああっ、ん……っ」

 朝日奈さんにもそれが分かったのだろう。自分の最奥に、相手の先端がずっぽりと嵌ったのが。

 いま彼女は涙を浮かべながら、でも嬉しそうに口元を緩めている。

 さっきまでの大人びた色香はなくなっていて、等身大の女の子の姿しかない。

「えへ、えへへ……思ったより、いたく、ないね……んあん……っ」

 彼女が腰を一度くねらすと、くちゅりと音がして、もうひとつ深くまで腰が沈んだ。

「でも、すごい熱いよ……、なえぎっ、なえぎぃ……んちゅっ、っちゅう、ああんむっ、んっ、あンッ」

 二つの粘膜を擦り付けあいながら、彼女は初めての感覚に心を躍らせているようだった。どうやら、痛みはほとんど感じていないらしい。


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