過去ログ - Steins;Gate「二律背反のライデマイスター」
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122: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/04(日) 14:11:23.92 ID:iuS/I4U4o
とりあえずここまで
ちょっと休憩
再開は申し訳ないが未定


123:名無しNIPPER[sage]
2015/10/04(日) 14:28:27.77 ID:elCJcnHJO

看護婦の子供は既に亡くなっているのかと勘ぐってしまったぜ


124:名無しNIPPER[sage]
2015/10/04(日) 14:59:31.95 ID:cRwclqpBO
宮野www


125:名無しNIPPER[sage]
2015/10/04(日) 15:16:16.34 ID:HGqQteC+o
乙です


126: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/04(日) 18:09:32.19 ID:iuS/I4U4o



 電車をいくつか乗り継いで目的の地へと向かう。少し前を歩く彼にどこへ向かっているのか尋ねると、「西だ」としか答えてくれなかった。詳しく話してしまうと機関ってののスパイに聞かれる恐れがあるんだって。
 辺りをきょろきょろしながら警戒して歩く彼とは逆に、あたしは少しだけ心が踊っていた。
以下略



127: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/04(日) 18:11:52.33 ID:iuS/I4U4o
「無論、仮の……だがな」

 顔に出ていたのだろうか。彼はそう付け加えた。
 まあでも、無いよりマシだよね。そう自分に言い聞かせて彼の後ろをついていった。

以下略



128: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/04(日) 18:13:37.85 ID:iuS/I4U4o
「この時代にもドクペがあって助かった。しかしドクペはやはりペットボトルに限る」

 文句を言いながらも再び缶に口を付け喉を鳴らす岡部倫太郎。その姿に感化されてあたしも勢い良く缶の中身を口に含んだ。すぐに爽やかなフレーバーが鼻の奥を刺激し、チリチリとした感触が喉を洗った。

「かー! 美味しいねー」
以下略



129: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/04(日) 18:14:58.40 ID:iuS/I4U4o
「ああ、実感としては乏しいがそれだけは確実に言える。俺には2010年8月13日までの記憶は存在するのだ……。タイムリープマシンが完成し、開発評議会を行っている、その時点までの記憶がな。その事実を前提にすれば、お前の質問にはこう答えることが出来る。お前や俺は2010年の秋葉に存在した。にも関わらず現在の西暦は──」

 ごくり、と喉が鳴った。呼吸が荒くなる。意識の外から岡部倫太郎の声が届いているが、薄い壁を隔てているように上手く聞き取ることができない。

「──1975年」
以下略



130: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/04(日) 18:17:23.51 ID:iuS/I4U4o

 家具も家電もほとんどない、ガランとした部屋で布団に包まれ、天井を見つめる。
 あの後、岡部倫太郎は自分の知っている限りのあたしの情報を話してくれた。
 2010年の秋葉で、あたしは彼の設立した未来ガジェット研究所っていう組織に身を寄せていたこと。
 所属研究員──ラボメンは8人いて、あたしはその最後のナンバーをもらっていたこと。
以下略



131: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/04(日) 18:19:31.65 ID:iuS/I4U4o
「む、なんだ。眠くなったのか?」

「ちょ、ちょっとね!」

「く、貴様っ……! この狂気のマッドサイエンティストの論説を聞いて眠気を催すとは──というか、赤くないか? 顔……」
以下略



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