過去ログ - Steins;Gate「二律背反のライデマイスター」
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207: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/09(金) 17:05:13.87 ID:EXR5HU4So
一旦休憩


208:名無しNIPPER[sage]
2015/10/09(金) 17:11:38.23 ID:2fT2IR9FO
スズさん(´;ω;`)


209:名無しNIPPER[sage]
2015/10/09(金) 17:14:11.75 ID:Sdlx8G/no

橋田教授より幼さが残ってるけどオカリンや助手が側に居るからかな?


210: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/09(金) 17:33:56.48 ID:EXR5HU4So
 1987年 6月14日



 研究室の戸を叩く音が狭い室内にこだました。ノックの仕方で、誰が訪ねてきたのかが分かる。
以下略



211: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/09(金) 17:34:39.34 ID:EXR5HU4So
「んーと……言いづらいんだけどさ……」

「おい、言いたいことがあるならばはっきりと言ったらどうだ」

 ため息混じりにそう告げると、うん、と照れたような返事を返す鈴羽。
以下略



212: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/09(金) 17:35:14.17 ID:EXR5HU4So
「ではなんなのだ、改まって」

「だから、その……」

 相変わらず切り出しづらそうにしている。
以下略



213: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/09(金) 17:36:25.52 ID:EXR5HU4So
「すっ、すっごいね君って! あたしの言いたいこと当てちゃうなんて!」

 この俺を誰だと思っている。俺はIQ170を誇る怜悧なる脳細胞を持つ狂気のマッド──

「どっちかな〜、男の子かなあ。女の子かなあ!」
以下略



214: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/09(金) 17:37:10.90 ID:EXR5HU4So
「決まってんじゃん、生まれてくる子の性別だよ!」

「生まれてくる? 何が? 知り合いが誰か身篭ったのか?」

「違うって! あたしの話!」
以下略



215: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/09(金) 17:38:04.81 ID:EXR5HU4So



「ははは、こりゃめでたいですな!」

以下略



216: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/09(金) 17:39:24.47 ID:EXR5HU4So

 時は流れ、やがて年を重ねていくけれど2人は変わることもなくこの先も続いていく。そう思っていた。
 春夏秋冬、あらゆる季節を幾度と無く繰り返し歩いた道。1本の傘の中を2人、進んでいく。
 俺たちのそばには今、優しい雨が舞い降りてきていた。
 わずか数十センチ頭上の傘に降っては弾け降っては弾け、そっと音を生み出していく。その音色はまるで俺たちを祝福するハーモニーのようで。
以下略



217: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2015/10/09(金) 17:41:38.77 ID:EXR5HU4So



 家に帰り着くと、暗い室内で電話機のランプが赤く点滅しているのが目についた。留守番電話が入っていたようである。メッセージを再生してみると紅莉栖からだった。鈴羽と付き合いだして以来の連絡だった。言いつけを破った後ろめたさから、気が進まないが飽くまで同様は悟られぬよう伝える。

以下略



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