36:名無しNIPPER[saga]
2015/09/30(水) 05:38:21.72 ID:EwL7hHPK0
「そうだな、何がいいだろうか……」
「いや、本当に何もいいですから―― 気持ちだけで」
「さすが教主様ですっ!」
「だからあれは嘘だって!」
この人たちなんかずれてる…… 少しではなく大幅に。
いいと言っているのに、しばし考え込む玲子。
「そうだ――」
そして、何か思いついたようでパッと顔を上げる。
「善次郎くん、君の望みを一つだけ叶えてあげよう―― ただし許容範囲内で」
許容範囲内で―― そう小声で付け加えて、玲子は妖しく微笑んだ。
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