過去ログ - 凛「何の音……?」卯月「何でしょうか……」
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13:うづりんssbot[saga sage]
2015/11/03(火) 18:28:04.11 ID:Xuw8AU8u0
部屋から出ると、肌寒かった。一つ目の検査は30分程で終わった。
体を動かさないように固定されて、うつ伏せになった。
その後、鉄工所みたいにうるさくて狭い装置の中に入れられた。
ずっと体を動かさないというのはそこまで苦痛ではなかった。
そのあと、二つ三つ別の検査をして、全てが終わった頃には、太陽が傾きかけていた。
以下略



14:うづりんssbot[saga sage]
2015/11/03(火) 18:35:40.92 ID:Xuw8AU8u0
部屋に戻ると、奥の方で男女の賑やかな声がした。
同室には同じくらいの年代の子が二人いた。
軽く挨拶を交わしたくらいだ。
互いに昔からの知り合いというよりは、
ここで知り合って仲良くなったろいう印象を受けた。
以下略



15:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 18:44:43.86 ID:Xuw8AU8u0
夕暮れの病室は静かだった。
ゆっくりと目を開け時計を確認。
1時間くらい眠っていたみたいだ。

「ん……」
以下略



16:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 18:50:08.66 ID:Xuw8AU8u0
聞き耳を立てたいわけじゃなかったのに、
否が応でも聞こえてくる息遣い。
まさかね。
ありえないでしょ。
ここ、三人いるんだけど。
以下略



17:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 18:57:03.99 ID:Xuw8AU8u0
何とか卯月がここへ来るのを阻止しようと、
返信を試みるも、既読にならない。
なかなか、見てくれない。

(どうすんのこれ……)
以下略



18:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 19:01:51.29 ID:Xuw8AU8u0
夢を見た。
きっと、あんな拷問みたいな状況に出くわしたせいだと思う。
そういう言い訳をしておかないと、やってられない。

誰かが、自分の上に乗っていた。
以下略



19:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 19:10:13.12 ID:Xuw8AU8u0
「ちょっ!」

「きゃっ」

目を開けた。
以下略



20:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 19:15:05.42 ID:Xuw8AU8u0
「あ、あの、嫌いなお花でした?」

薄桃の花を遠ざける。

「ち、違う違う」
以下略



21:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 19:24:41.53 ID:Xuw8AU8u0
卯月がぴょこぴょこと喜びを表す。
こういう風に年上ぶらない時が一番可愛いと思う。

「あれ、凛ちゃん寝癖ついてる」

以下略



22:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 19:25:29.92 ID:Xuw8AU8u0
ちょっとここまで続きは一時間後くらい


23:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 19:44:58.81 ID:JDHB1D5Xo
一旦乙


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