過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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657:名無しNIPPER[saga]
2017/02/16(木) 23:37:28.84 ID:th4wfa/oP

 けれど。


 それでも。
以下略



658:名無しNIPPER[saga]
2017/02/16(木) 23:40:38.60 ID:th4wfa/oP

 どんなに疑念を投げかけても。


 どんなに後悔を塗り付けても。
以下略



659:名無しNIPPER[saga]
2017/02/16(木) 23:42:40.53 ID:th4wfa/oP

 身を乗り出す少女に圧倒され、詢子はしばらく呆然としていたが。

 そんな沈黙も長くは続かず、クツクツクツと笑い始めた。

以下略



660:名無しNIPPER[saga]
2017/02/16(木) 23:45:39.00 ID:th4wfa/oP

 息を飲む少女を尻目に、詢子は続けていく。

 全ての時間軸に存在したが故に、つい忘れがちになってしまうけれど。

以下略



661:名無しNIPPER[saga]
2017/02/16(木) 23:47:41.94 ID:th4wfa/oP

 詢子はヘラヘラと笑って続ける。



以下略



662:名無しNIPPER[saga]
2017/02/16(木) 23:49:11.60 ID:th4wfa/oP

 詢子が振り返ると。

 少女が座っていた席には誰もいなかった。

以下略



663:名無しNIPPER[saga]
2017/02/16(木) 23:50:34.88 ID:th4wfa/oP

 ――


 円環の理は扉の前に立っていた。
以下略



664:名無しNIPPER[saga]
2017/02/16(木) 23:52:55.72 ID:th4wfa/oP

 ふと、何かを思い出したように。

 少しの沈黙の後に、彼女は続ける。

以下略



665:名無しNIPPER[saga]
2017/02/16(木) 23:55:54.11 ID:th4wfa/oP

 円環の理はジッと座っていた。

 いつまで待っていても返事は帰ってこないし、鍵が解かれる気配もない。

以下略



666:名無しNIPPER[saga]
2017/02/16(木) 23:58:05.35 ID:th4wfa/oP

円環の理「天にまします我らが父よ」



以下略



667:名無しNIPPER[saga]
2017/02/16(木) 23:59:38.00 ID:th4wfa/oP

 その夜。

 円環の理は久しぶりに眠って、久しぶりに夢を見た。

以下略



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