過去ログ - 高森藍子「もういいかい」
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15:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 18:56:13.35 ID:6LZx9kqto

 「――藍子! 藍子っ!」

Pさんの上擦った呼び声と、階段を転げ落ちる鈍い音とが同時に聞こえました。
呆気に取られる私達の前で数秒だけ顔面を抑え込むと、すぐに駆け寄って来ました。
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 19:09:51.32 ID:6LZx9kqto

 「泣いた?」

 「だから早いよ。今から泣き出す場面でしょこれ」

以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 19:21:59.69 ID:6LZx9kqto

結局、三人とも妙に近い距離で撮る構図に。
本当にPさんと頬がくっついています。

 「撮るよー★ 準備オッケー?」
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2015/11/04(水) 19:28:00.77 ID:syfLLPR/o
これは素晴らしい期待


19:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 19:41:51.32 ID:6LZx9kqto
 ― = ― ≡ ― = ―

 「……Pさんって、デリカシー無いですよね」

 「うん」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 19:55:24.55 ID:6LZx9kqto
 ― = ― ≡ ― = ―

 「どうですかP殿! あやめ、浴衣変化の術です!」

 「Cuuuuute!!」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 20:15:00.53 ID:6LZx9kqto

 「藍子ちゃん。プロデューサーさんも。他の所回ってみたら?」

 「え? でも夕美さんは」

以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 20:54:28.61 ID:6LZx9kqto

 「カメラ」

チョコバナナを頬張っていると、プロデューサーさんが唐突にそう言いました。
続きを促すように表情を伺うと、私の手首に目を向けています。
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 21:07:16.14 ID:6LZx9kqto

プロデューサーが驚いたように目を丸くしました。
いつもの落ち着いた表情以外に、初めて見る顔でした。

 「俺も?」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 21:15:57.49 ID:6LZx9kqto
 ― = ― ≡ ― = ―

 「現像したてのこれ見た時、二人で大笑いしたっけ」

 「はい。ふふっ、今見ても笑えますよね」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 21:23:34.58 ID:6LZx9kqto

額面通りに受け取れば褒め言葉です。
けれど私はどうしても疑いを捨てる事が出来なくて。

 「スレンダーだし」
以下略



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