過去ログ - 勇者「デブと一緒に旅に出ることになった」
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20: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 20:41:54.36 ID:o/D429Ha0
ハゲ「では、頂戴しよう」

勇者「ヴォイ! ハゲお前、好んで死にに行くこたねぇだろ!」

ハゲ「大丈夫だ。朕には策がある」

そう告げた一秒後、ハゲは目の前のフード男に塩化ピポ水を叩きつけた。

主「ぬぁにうぉしゅるッ!!!」

ハゲ「朕が他人から渡された物を飲むと思っているのか? 塩化ピポ水で髪を洗ったことがあるからその恐ろしさなぞ知っておるわ!」

主「だからって投げ返すなど……その発想は……なかった……」

主「ぐぬぬ……この私がァァァァ!!!! ハゲなんぞにィィィ!!!!」

勇者「まだ頭が溶け切ってないな。復活したら困るし、デェブ頼むぜ。お前の出番だ」

デェブ「合点承知ィ!」

デェブは森番に駆け寄ると、鉄球を無表情で落とした。
グシャリと潰れる音がして、森番の呪詛は永遠に終わった。
同時に周囲を囲っていた禍々しい木々が、次々に枯れ果てていった。

デェブ「こいつぁすげぇや……」

ハゲ「ふふふ、魅せてくれますなぁ。森の主、とやらも」

勇者「これで、新たな進むべき道が示されたってことだな」

青空の下、勇者の目の前には地平線まで続く草原が広がっていた。




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