過去ログ - 勇者「デブと一緒に旅に出ることになった」
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10: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/07(土) 22:04:27.63 ID:44LsxRBV0
虫から逃げた後、勇者とデェブはオアシスを探していた。
しかし、一つも見当たらない。
しばらく歩くと枯れているように見える草があった。

デェブ「これはミズソウという。枯れているのになぜか水分が豊富なんだ。毒もないし、飲んでみようじゃないか」
以下略



11: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/07(土) 22:11:39.55 ID:44LsxRBV0
玉座に、つるッパゲの友人が座った。
これこそが勇者の友人であり、ハゲーン町の王者でもある、ハゲである。
デェブは驚愕し、思わず殴りかかった。

大臣「コラ! 王様に殴りかかるのは死刑と同等の罪であるぞ!」
以下略



12: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 17:55:37.97 ID:o/D429Ha0
〜ハゲーン村武器店〜

勇者「デェブにはハンマーがお似合いだな」

デェブ「僕が太っちょだからそんなこと言ってるんだ!」
以下略



13: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 18:03:08.96 ID:o/D429Ha0
レジの老人「私は本当に知らんのです。ただのくっそボロい剣とばかり……」

勇者「誰から貰ったんだ?」

レジの老人「貰ったのではありません。店の屋根に突き刺さっていたので、避雷針として使用していたのですが、どうにも使えん」
以下略



14: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 18:12:03.49 ID:o/D429Ha0
勇者「ようし! では諸君、ぼちぼち出発するとしようか」

ハゲ「出発といっても、どこへ参るのかね?」

勇者「ハゲーン町から北北西に向かって2kmの所に魔物の巣があるそうだ」
以下略



15: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 19:12:18.23 ID:o/D429Ha0
勇者一行はハゲーン町を出た後、北北西に突き進んだ。
しばらくは砂と岩だらけの荒地であったが三日後、壁のような崖に道を塞がれた。

勇者「この崖を越えたら、魔物の巣だ。俺が先に行き、デェブを引き上げる。ハゲはしんがりでよろしく頼む」

以下略



16:名無しNIPPER
2015/11/08(日) 19:14:01.95 ID:JtKfpEDfo
マシンガンとか出てくる世界観なのか…


17: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 19:22:52.29 ID:o/D429Ha0
〜魔物の巣〜

勇者「おい、用心して行けよ。武器は持ったか」

デェブ「な、なんだか不気味だね。木の枝がこう……荒ぶってるし」
以下略



18: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 20:18:10.07 ID:o/D429Ha0
一方、勇者とハゲは行く手を阻む魔物を斬り捨てながら奥へと進んでいた。
魔物の巣とは言っても遠くから見れば、ただの巨大な森である。
方向感覚が狂い、自分がどこを進んでいるかも分からなくなる。

勇者「まさか、こんなに魔物が隠れているとは思わなかった」ズバッ
以下略



19: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 20:32:05.23 ID:o/D429Ha0
フード男が椅子から立ち上がり、話しかけてきた。

主「ところで、だ。私はここの森番、すなわち『主』なのだが、諸君らはどうしたいのかね?」

主「魔物の巣を通りたいのかね?」
以下略



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