過去ログ - 勇者「デブと一緒に旅に出ることになった」
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◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 22:52:16.40 ID:o/D429Ha0
夕食を済ませて、三人はついにビャンビャン山を登り始めた。
満天の星空を背景に、傾斜のある砂利道を歩いてゆく。
振り返れば、村の明かりが遥か下に見えた。
額の汗を拭うと勇者は近くの岩に腰かけ、レストランから持ち帰った握り飯を取り出した。
以下略
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◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 22:57:09.58 ID:o/D429Ha0
>>30
×いけえぇぇ
○いけねぇぇ
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◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 23:11:09.22 ID:o/D429Ha0
〜頂上〜
勇者「見ろ! 石が割れるぞ!」
ハゲ「何かが這い出してくるぞ……。あれは、ゴキブリか?」
以下略
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◆LsZ4kFgXss
2015/11/10(火) 00:03:15.10 ID:IQOTEccV0
下山道に入った三人は、ゆるやかな坂道を下っていった。
デェブ「クソッ、クレパスのせいで道が途中で断ち切られてやがる……向こう岸に行くにはジャンプしなければならんぜ」
勇者「ジャンプってもこのクレパス、幅が見たところ10mもあるぞ。普通に飛んでは谷底に落ちるに決まってる」
以下略
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◆LsZ4kFgXss
2015/11/11(水) 23:50:07.63 ID:CsKsVcG70
勇者「……プハァッ! ハァ、ハァ……二人とも、無事か!?」
デェブ「足が底に着かないが、なんとか立ち泳ぎしているぜ」ザブザブ
ハゲ「朕も無事じゃ。しかし、流れが速いな。岩を掴まねば簡単に流されてしまうぞ」ザバァ
以下略
36
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◆LsZ4kFgXss
2015/11/12(木) 00:06:59.57 ID:3zCLWqiR0
川の流れに身を任せた三人は、昆布のように流れ流れて、人里の近くへと出た。
勇者「ハゲの言った通り、川沿いに人里があるぜ。ここで少し休もうか」
デェブ「ハァーッ! ここまで来るの生きた心地しなかったよ」
以下略
37
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◆LsZ4kFgXss
2015/11/12(木) 00:21:13.29 ID:3zCLWqiR0
〜川辺の村〜
少女「あたしはただ……」
マッチョ「うるせぇんだよ! 米を耳揃えて返せよ!」
以下略
38
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◆LsZ4kFgXss
2015/11/12(木) 00:34:26.56 ID:3zCLWqiR0
マッチョ「ああ〜ん? 何者だオメェ!?」
勇者「通りすがりの旅人……ってとこかな」フッ
少女「待って、このマッチョは残酷無比よ! あたしのことは良いから、早く逃げて!」
以下略
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◆LsZ4kFgXss
2015/11/12(木) 00:49:49.62 ID:3zCLWqiR0
村長「喰らえィ! 村長パンチ!」ヒュンッ
勇者「うっ! 重いぞ、このパンチ! 重いぞ!」ガキィン
デェブ(まずいぜ! 村長の拳は鋼鉄なのか!? 勇者の剣が火花をあげて弾かれてしまった!)ヒソヒソ
以下略
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◆LsZ4kFgXss
2015/11/12(木) 01:00:46.92 ID:3zCLWqiR0
〜少女の隠れ家〜
ソラト「あたしの名前はソラト。村一番の美少女よ」
ハゲ「あんっ?」
以下略
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◆LsZ4kFgXss
2015/11/12(木) 01:23:38.61 ID:3zCLWqiR0
ハゲ「どうかな? そなたも朕らと共に勇者が世直しする瞬間を眺めたくはないか?」
ハゲ(ここで娘をパーティーに引き入れねば、野郎三人組のまま旅を続けることになる。正念場の到来であるぞ)
ソラト「えっ、そんな急に言われてもあたし」オロオロ
以下略
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