過去ログ - 【デレマス】オン・ザ・ストリート・コーナー【鎧武】
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◆oZuontUvSM
[sage saga]
2015/11/18(水) 15:08:04.89 ID:BKTkan7I0
「たしかにあんな状況で手を出すような変わり者は、そうそういないよな」
上着のジャケットを脱いだザックは、少し苦笑いしながら自嘲した。
さらけ出された腕は、あの頃よりもさらに鍛えられている。
以下略
38
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2015/11/18(水) 15:10:16.26 ID:BKTkan7I0
「オレの話、していいか?」
「もちろんっす。積もる話、あるんでしょ?」
「ああ」
以下略
39
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2015/11/18(水) 15:13:01.90 ID:BKTkan7I0
「駆紋戒人って言うんだ、ソイツ。
オレの前のチームバロンのリーダーにして、チームの名付け親。そして-」
「アーマードライダー・バロン、そしてロード・バロン…じゃないすか?」
以下略
40
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2015/11/18(水) 15:16:22.87 ID:BKTkan7I0
「アレの実物持ってるってことは、あの噂話やメガネ君の話はやっぱり大体真実で…
兄ちゃんもアーマードライダー、ってことなんすよね?」
既に城乃内が話しているなら、バックルも錠前もひた隠しにする必要はない。
それに沙紀はアーティスト故か、妙にカンが鋭い部分があったので、遅かれ早かれこうなっただろう。
以下略
41
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2015/11/18(水) 15:17:27.83 ID:BKTkan7I0
言葉が途切れた。
ふと、沙紀が少しだけ腰を上げ、突然ザックの耳に顔を近づけた。
そして何かを警戒するような小声で、耳元で囁く。
「この場にわざわざ変身道具持ってきてるのは、後ろの連中を警戒してのことっすか?」
以下略
42
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2015/11/18(水) 15:18:02.14 ID:BKTkan7I0
「そろそろ、帰るか」
「だったら途中までついてくっす。あの連中、アタシがいたら下手に手出しできないでしょ?
そろそろ帰らないと、アタシも不審がられるし」
以下略
43
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2015/11/18(水) 15:18:51.29 ID:BKTkan7I0
<R------→I>
ザックを自宅まで見送った沙紀は、足早にホテルへの道を辿った。
パーカーを着た例の2人組の狙いはザック個人のようだったが、自分が移るとも限らない。
それを警戒してのことだった。
以下略
44
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2015/11/18(水) 15:22:16.32 ID:BKTkan7I0
ふと、過去を懐かしむ伊吹の顔に、過去の話をするザックの顔がダブって見える。
-プロデューサーは大事にしろよ。
あんまんを頬張りながら、そんなザックの言葉を沙紀は思い出していた。
以下略
45
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2015/11/18(水) 22:35:55.27 ID:BKTkan7I0
<R←------I>
大会当日。
ザックとペコは時間ギリギリまで調整をかけてから、本拠地の部屋を出発した。
会場へはアザミの運転する自家用車で現地入りする。
以下略
46
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2015/11/18(水) 22:42:14.49 ID:BKTkan7I0
会場入口への道を行く中、脇の空きスペースを見やる。
そこでテレビ撮影中の『アーティスター』の姿を見て、さすがにザックは驚いた。
(これは…アートのセンスは伊達じゃないな、沙紀!)
以下略
47
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2015/11/18(水) 22:43:12.87 ID:BKTkan7I0
受付をペコに任せ、ザックはロビーで待機していた。
その間に今日の段取りを確認する。
まず、全8チームが順番にステージに上がり順次審査に入る。
沙紀たちの『アーティスター』は最後の8番目、
以下略
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