過去ログ - 【デレマス】オン・ザ・ストリート・コーナー【鎧武】
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45: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/18(水) 22:35:55.27 ID:BKTkan7I0
<R←------I>

大会当日。
ザックとペコは時間ギリギリまで調整をかけてから、本拠地の部屋を出発した。
会場へはアザミの運転する自家用車で現地入りする。
以下略



46: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/18(水) 22:42:14.49 ID:BKTkan7I0
会場入口への道を行く中、脇の空きスペースを見やる。
そこでテレビ撮影中の『アーティスター』の姿を見て、さすがにザックは驚いた。

(これは…アートのセンスは伊達じゃないな、沙紀!)

以下略



47: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/18(水) 22:43:12.87 ID:BKTkan7I0
受付をペコに任せ、ザックはロビーで待機していた。
その間に今日の段取りを確認する。

まず、全8チームが順番にステージに上がり順次審査に入る。
沙紀たちの『アーティスター』は最後の8番目、
以下略



48: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/18(水) 22:45:04.47 ID:BKTkan7I0
懐から携帯電話を取り出したザックは、手慣れた手つきで知人に電話をかけた。
つながるなり聞こえるのは相手側からの謝罪だった。

「ザックか?すまない、受付での確保には失敗した」

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49: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/18(水) 22:45:57.60 ID:BKTkan7I0
「いよいよだな、ザック…オレがどこまでやれるかは本当にわからないけど、
 ミッチから夢の世界で使いこなしてたってのを聞いてがんばってたら、少しは力になれる気がしてきた」

「その意気だぜ。あの時のオレだって、ただ人より覚悟ができてただけだ。
 今のペコなら、やれるさ」
以下略



50: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/19(木) 02:34:21.70 ID:QAlcNWMs0
<R------→I>

「なんか踊る前から気合い入り過ぎた感じ?競技順が最後で良かったよ」

「ホントっすね。前日は顔見せ程度だったからって、今日になって撮影詰めってのも困るっす」
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51: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/19(木) 02:36:02.19 ID:QAlcNWMs0
-駆紋戒人。
ザック自身が、アイツみたいに強くはなれないと言った男。
だが、戒人が残したというステップを元に、デュオの形まで推し進めたザック達のダンスから、沙紀は強い力を感じていた。
戒人を直接は知らない沙紀には、その力が戒人にどこまで届いているか知る由もないが、
それでも本人が思う以上に、ザックは強くなっていることは確信した。
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52: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/19(木) 02:38:20.27 ID:QAlcNWMs0
「そんな…そんなことって…」

「事情を知らないアザミさんが嘘を言ってるとは思えない。だから多分真実だと思う。
 でも、これは沙紀を守るためにあえてやったことだから、本人も納得してるハズ。
 今まで知らなかったこと自体が、ザックって人の優しさなんだよ」
以下略



53: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/19(木) 02:40:14.77 ID:QAlcNWMs0
そこに、不意に扉の開く音が響く。

「おーう、2人とも体調は…っておうわ!?」

待機部屋に現れたのは、沙紀達の担当プロデューサーだった。
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54: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/20(金) 02:27:24.91 ID:kea/+ZM70
<R←------I>

『チームバロン・コア』と『黒陣羽』。
本戦参加チームでも有望株とされる2チームは、会場を少し離れた裏路地にいた。
人目はない。ここで何か起きても、周囲に気付かれずに終わる可能性は高いだろう。
以下略



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