過去ログ - 文香「私を....アイドルに?」
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6: ◆a/CmvfV8ng
2015/11/14(土) 17:49:55.10 ID:1fwHuPBr0
瞼を開けるとそこはどこかのメイクルーム。とでも言うのでしょうか。
そんな部屋に私は座っていました。あの方は本当に魔法使いだったのかもしれません。
「鷺沢さんメイクオッケーです」と化粧道具を手に持った女性が私に話しかける。この人が俗に言うメイクさんなのでしょうか。
わけもわからず私は「ありがとうございます」と返す。
目の前の鏡に目をやると純白のドレスに身を包み綺麗に化粧で整えられた自分が写っていました。
以下略



7: ◆a/CmvfV8ng
2015/11/14(土) 17:57:43.10 ID:1fwHuPBr0
P「おお、似合ってるぞ。初ライブ、緊張してるか?」

ああ、なるほど。今ようやく状況が呑み込めました。
私はどうやらこれからライブに臨むようです。夢だと分かっているからでしょうか。不思議と動揺はありません。
ですので「大丈夫です」と返しました。
以下略



8: ◆a/CmvfV8ng
2015/11/14(土) 17:58:42.62 ID:1fwHuPBr0
幕が下りているため観客の方々の様子は見えませんが、ざわざわとした話し声は聞こえます。
ああ、どうか上手くいきますように...。直後、私の中では何時間にも感じられた沈黙が音楽とともに破られます。
幕が徐々に上がっていきます。観客の方々が歓声を上げ私の曲なのでしょうか。前奏が流れました。
ここから先は私が私でないかのようでした。いえ、私ではなかったのでしょう。
自然と足がステップを刻み体が躍動します。


9: ◆a/CmvfV8ng
2015/11/14(土) 18:01:57.19 ID:1fwHuPBr0
『飛ばしたページを読み返すように 心と向き合えば』

前奏は終わりを告げ歌が始まりました。
歌詞など知るはずもないのですが喉は自然と震え口を伝って声が出ます。

以下略



10: ◆a/CmvfV8ng
2015/11/14(土) 18:06:17.31 ID:1fwHuPBr0

『ファンタジーな世界に逃げてるだけじゃ 本当の私も探せないまま』

やはり、高翌揚なのでしょう。心の昂りを感じます。
どうやら私は今“楽しい”ようなのです。
以下略



11: ◆a/CmvfV8ng
2015/11/14(土) 18:13:07.08 ID:1fwHuPBr0
彼女、鷺沢文香が目を覚ます。起こった出来事を呑み込んでいるようだ。
それを待たずして俺は問いかける。

P「夢はどのようなものでしたか?」

以下略



12: ◆a/CmvfV8ng
2015/11/14(土) 18:15:33.29 ID:1fwHuPBr0
P「それでは、もう一度お聞きします。あなたの魔法は12時をもちまして解けてしまいました。
あなたをこれからサポートするのは魔法使いでもなんでもないただの男です。
そんな男があなたにお願い致します。私とアイドル。トップアイドルを目指してみませんか?
12時越しの魔法を探しに。ガラスの靴を再び履きに行きませんか?」

以下略



13:名無しNIPPER[sage]
2015/11/14(土) 20:20:41.65 ID:sGfpLRcHO

100kでふみふみSSR迎える事が出来なかったよ…


14:名無しNIPPER[sage]
2015/11/14(土) 20:34:48.48 ID:w9JwwNXL0



15: ◆a/CmvfV8ng
2015/11/14(土) 20:59:12.50 ID:1fwHuPBr0
ありがとうございました。ちなみに私も文香はお迎えできてません!


16:名無しNIPPER[sage]
2015/11/14(土) 21:29:31.81 ID:2enEpdDto



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