過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「一周回ってその9?」【永水】
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938: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:18:17.10 ID:NEuP7VO+o

巴「確かに…私がどうしても踏ん切りがつかないのは実家の事を考えちゃうから」

巴「霞さんはああ言ってくれたけれど…周りの人も同じように思ってくれるとは限らない」

以下略



939: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:19:18.78 ID:NEuP7VO+o

京太郎「…じゃあ、遠慮無く言わせてもらいますけど…俺はそこまで巴さんが親に遠慮するのかが分かりません」

京太郎「だって、巴さんのところの家族関係はもう破綻しているじゃないですか」

以下略



940: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:19:46.72 ID:NEuP7VO+o

京太郎「湧ちゃんみたいにほぼ毎日、会わなきゃ家族じゃない…なんて滅茶苦茶な事は言いません」

京太郎「ですが、そういったもののついででしか会わない相手を本当に家族だなんて言えるんですか?」

以下略



941: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:20:13.32 ID:NEuP7VO+o

京太郎「そうですね。確かに巴さんは狩宿の娘である事に違いはありません」

京太郎「…でも、俺は血の繋がりなんてそんなに大層なもんじゃないと思います」

以下略



942: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:20:41.60 ID:NEuP7VO+o

京太郎「子どもを産めば、自動的に親になる訳じゃないんです」

京太郎「子どもと向き合って、親になろうとして…それでようやく『家族』になれるのだと俺は思っています」

以下略



943: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:21:11.90 ID:NEuP7VO+o

京太郎「…でも、巴さんの両親は、貴女と向き合っているようには思えません」

京太郎「俺には六分家とやらのことは良く分かりませんが…それでも実の娘に会えないほど忙しい訳ではないでしょう」

以下略



944: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:22:00.28 ID:NEuP7VO+o

巴「(…それに私はもう高校を卒業していて)」

巴が高校生と六女仙を兼任している時期ならばまだ言い訳も出来ただろう。
だが、日中の大半を捧げなければいけない高校を、彼女は既に卒業しているのだ。
以下略



945: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:23:24.34 ID:NEuP7VO+o

京太郎「…いい加減、幻を信じるのは止めにしましょう」

京太郎「巴さんが今、必死に護ろうとしているものは、最初からなかったんです」

以下略



946: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:24:26.80 ID:NEuP7VO+o

京太郎「怖いのも抵抗感があるのも分かります」

京太郎「でも、俺たちは決してそんな巴さんを放っておきません」

以下略



947: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:24:53.01 ID:NEuP7VO+o

巴「(…本気、なんだ)」

巴「(京太郎君…本気で私の…『家族』になろうとしてくれている…)」

以下略



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