過去ログ - 晶葉「どうにも私は、恋をしているらしい」
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24: ◆zefPw5mKfA[saga]
2015/11/27(金) 00:29:53.97 ID:NjB6h2Aj0

それから私と彼は、アイドルおもちつき大会から始まり沢山の仕事をこなした。
レッスンの内容も、仕事の内容も、私は全部の事を彼に任せた。
私は私。それは絶対に曲げたくないと、彼には何度も言って聞かせた。

以下略



25: ◆zefPw5mKfA[saga]
2015/11/27(金) 00:30:40.60 ID:NjB6h2Aj0

「……と、いうわけなんだ」

そこまで話して、私は誰かが用意してくれたコップを手に取り中に入っているジュースを飲む。
あれだけ喋って喉が痛くないのも、アイドルとしての成長の証だろうか。
以下略



26: ◆zefPw5mKfA[saga]
2015/11/27(金) 00:32:04.00 ID:NjB6h2Aj0

自宅でロボットを弄っていたんだ。
コレクションの主役として抜擢され、それを勤め上げてからのようやくの連休だった。
今度は発明家としての本分を、更なる躍進に繋げるべく鋭意活動する日だと決めていた。

以下略



27: ◆zefPw5mKfA[saga]
2015/11/27(金) 00:34:06.08 ID:NjB6h2Aj0

私はもう孤独ではなくなったのに。
今の私の心はこんなにも衝動的で、彼を求めていて。
この場に彼が居ない事が腹立たしくて、認められなくて。
彼が居ない事が寂しくて、こんなにも、こんなにも……
以下略



28: ◆zefPw5mKfA[saga]
2015/11/27(金) 00:35:16.52 ID:NjB6h2Aj0

全てを話し終えてみれば、何だかとても清々しい気分になった。
自分の気持ちを自然体で受け止められているような、そんな穏やかな心持ちだろうか。

「……あ、晶葉しゃん」
以下略



29: ◆zefPw5mKfA[saga]
2015/11/27(金) 00:36:26.79 ID:NjB6h2Aj0

「人の往来のある事務所の談話室で堂々と話していたんだ。むしろ聞かせたかったんだと思うがね?」

第五の声はその隣で。

以下略



30: ◆zefPw5mKfA[saga]
2015/11/27(金) 00:37:12.81 ID:NjB6h2Aj0


Pが居た。
私は倒れた。

以下略



31:名無しNIPPER[sage]
2015/11/27(金) 00:38:23.68 ID:TWqETsNj0
支援


32: ◆zefPw5mKfA[saga]
2015/11/27(金) 00:39:33.35 ID:NjB6h2Aj0
        ※        ※        ※

目を覚ますと、私は仮眠室の天井を見た。
どうやらベッドに寝かされているらしい。胸の上まで薄手のシーツが掛けられていた。

以下略



33: ◆zefPw5mKfA[saga]
2015/11/27(金) 00:40:46.43 ID:NjB6h2Aj0

そこで気付いた。
この言葉を言うのは二度目だったと。それも、とても昔に言った言葉だったと。

「………違う。これは違う」
以下略



34: ◆zefPw5mKfA[saga]
2015/11/27(金) 00:42:54.09 ID:NjB6h2Aj0

        ※        ※        ※

「晶葉しゃん、頑張ったばい」

以下略



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