243: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/01/18(月) 23:50:22.89 ID:CNCjgpe90
  
   『こちら砲塔、発射準備が完了しました』 
  
   『砲撃許可をお願いします』 
  
244: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/01/18(月) 23:51:59.07 ID:CNCjgpe90
  
   「第二射、用意! 急げ」 
  
  
  すぐさま砲撃主に第二射の準備をさせる 
245: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/01/18(月) 23:53:54.94 ID:CNCjgpe90
  
  舵輪の回転に従って、船体は大きく左へ沈み、船首は右側へ振れた 
  
  同時に、艦橋には主砲の旋回に伴う鈍い機械音も伝わってくる 
  
246: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/01/18(月) 23:58:45.05 ID:CNCjgpe90
  
   (……どうだ) 
  
  
  爆炎に覆われて黙視できない相手 
247: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/01/19(火) 00:02:01.12 ID:4hnUbv+80
  
  だが、それでも目の前に広がる光景よりは可愛いものかも知れない 
  
  砲撃による水柱が収まった海には、奴が居た 
  
248: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/01/19(火) 00:03:47.95 ID:4hnUbv+80
  
   「やはり、こうなったか」 
  
  
  隣で傍観を決め込んでいた艦長は諦めたかのように呟く 
249:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/19(火) 01:47:49.62 ID:ccvjp6V10
 またか…?また失うのか……? 
250:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/19(火) 06:45:18.14 ID:WuIjy2vx0
 乙! 
 衝撃も熱も触れられた感覚すらもなく、唐突に海上へ?ふむ…… 
251:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/20(水) 06:38:10.05 ID:Hw9y5f0k0
 何が起こったのか 
252: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/01/20(水) 23:58:02.40 ID:h2Iwi95t0
  
  しかし、船は軽く揺れただけで、それ以上のことは何も起こらない 
  
  最後に見た敵との距離からしても、直撃を受ければ自分たちの命はまず助からない距離のはずだ 
  
253: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/01/20(水) 23:59:14.62 ID:h2Iwi95t0
  
   「これは……どういうことだ?」 
  
  
  不意に艦長が言葉をもらす 
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