過去ログ - 海未「私を見つけだして」
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21: ◆tXSQ21DKYs
2015/12/12(土) 01:25:58.07 ID:QvQsG1d2o
「それが引け目に繋がっていると?」

「まぁ、そうね。例え話になるけれど、あなたと穂乃果が同じ大学を目指していたとして、あなただけ滑ってしまった、みたいな感じよ」

「その通りだとすれば確かに引け目は感じるでしょうが……。ですが私たちは結局、別々の道に進んだ訳ですし」

「だから、例え話よ。この例えが間違っているとは思わないけれど」

「理由をお聞きしても?」

「あなた、穂乃果に会うのを避けていたでしょう」

 真姫は疑問を投げかけるのではなく、そう断定した。自信満々、間違いだとは微塵も思っていない。

 言葉に詰まる。否定の言葉を吐くことすらできない。

「あなたは逃げたのよ。穂乃果と一緒にいることから。穂乃果のためにも、自分のためにも、なんていい訳をして」

「そんなことは」

「ないとは言わせないわよ。電話やメールすらしていなかったらしいじゃない。あんなにべったりだったあなたたちが」

 ぐうの音も出ない。


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