過去ログ - 奴隷少女「私を、守って下さい…」執事「それが貴方の願いならば」
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1: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/12/14(月) 19:34:31.01 ID:4rPHk/l00
奴隷「はぁ、はぁ……」

この荒れた道を、どれくらい走っただろう。
両の手を戒める鎖が重く、体に負担をかけている。
何物にも保護されていない足裏は擦り傷だらけで、小石を踏む度に痛みがはしる。

それでも奴隷は足を休めない。だって立ち止まれば――


魔物「待てぇーっ!!」


奴隷にとって、地獄に等しい境遇に引きずり込まれるのだから。



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