過去ログ - 奴隷少女「私を、守って下さい…」執事「それが貴方の願いならば」
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4: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/12/14(月) 19:35:53.15 ID:4rPHk/l00
奴隷「……?」

魔物A「いたか!?」

魔物B「いない…もしかして、ここにはいないのか」


魔物達の声ではないし、彼らに声は聞こえていないようだった。なら、幻聴か……。


“ようやく、貴方を見つけました”

奴隷(えっ)

また声がした。今度は、幻聴じゃない。
周囲をキョロキョロ見るが、追っ手の魔物達の他には誰もいない。

奴隷(だ、誰?)

“私は天界の使いと申します”

奴隷(…っ、私の心を読めるんですか)

“失礼は承知の上です。ですが私は今、貴方から離れた場所に封印されているので、この方法しかなく――無礼をお許し下さい”

声の主は若い男性のようで、口調と声のトーンは紳士的だった。
その為か、心を覗かれても不思議と悪い気はしない…のだが、そんなこと言っている状況でもない。

“大変心苦しいのですが、貴方にひとつお願いが御座います”

奴隷(お願いっていうのは…?)

“はい。私の元に来て、封印を解いて頂きたいのです”

奴隷(無理です)

奴隷は即答した。




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