過去ログ - 勇者「淫魔の国で過ごす日々」
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14: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:30:21.19 ID:OZ5mIP6Co

サキュバスA「影、猫、闇夜の蝙蝠、淫靡な嘘。サキュバスはそういった概念と切り離せないものでしてよ?」

勇者「その割には、チェスの腕は……単純な俺と互角じゃないか」

サキュバスA「捻くれた性質の者は、案外に真っ直ぐな殿方に弱いものですわ。これもまた通説でしてよ」

勇者「……俺が淫魔の国でやれているのも、そんな理由なのかな」

サキュバスA「ええ、恐らく。……ねぇ、陛下。面白い事を教えて差し上げましょうか?」

勇者「?」

話している間にも、盤面は交互に進んでいく。
まだどちらの駒も減ってはいない。
恐らく、数手先で最初のポーンが消える。
そうなれば、凌辱の寸劇が始まって……十分ほどゲームが止まるのだ。

サキュバスA「サキュバスは、『魔眼』を退化させていますのよ」

勇者「何だって?」

サキュバスA「私たちが元来持っていた、相手を魅了する魔眼の力。これは世代を重ねるごとに顕著に弱まっておりまして、
         すでにサキュバスBは『魔眼』を使えません」



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