過去ログ - 【悪魔のリドル】春紀「あれから」
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12: ◆UwPavr4O3k[saga]
2016/01/01(金) 19:08:05.74 ID:LlP1D8Wk0





 春紀「はッ……はッ……」

 真夜「過呼吸みてェになってるけど大丈夫かァ? ヒハハ、ん〜」

 春紀「っひぐッ」


痛みに反射的に零れた涙を、ペロリと長い舌で舐め上げる。

それだけに終わらない真夜は、そのままアタシの顔中を舐め続け、ピクピクと顔の筋肉が引き攣る様子を見て楽しんでいるようだった。

アタシの思考は、もう痛みに支配されて訳が分からなくなっていた。

一通り顔中がべたべたになった後、最後にニヤニヤとした笑みを一層深くした真夜は、


 真夜「………中々良い反応するじゃねぇかァ。ちょっと、興奮してきたぜ」


その舌を。

アタシの左目に差し込み、深く深く。

抉り取る様に。


 春紀「ッ―――――――――」


声にならない悲鳴を上げ、がむしゃらに両腕と両脚に力を入れて暴れたアタシの鳩尾に重い拳が振り下ろされる。

激しい衝撃に飛んでいく意識。ビクッ…ビクッ…と身体が痙攣し、虚ろな表情のアタシの眼球を舐めまわす。

ぐちゃぐちゃになった左目から啜り上げた涙を、ペッと吐き捨てる。

 
 真夜「あァ〜不味い。やっぱ舐めるまでが興奮すんだよなァ〜」


不満そうな表情を浮かべ、手持無沙汰の様にアタシの胸を捏ね回す。

ただ、もう、アタシの意識はほとんどなく、ドクドクと流れるナイフ傷と左目の痛みと痺れに放心していた。






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