過去ログ - どうにも、比企谷八幡は彼女のお願いに弱い
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◆.XibMUKIvI
[saga]
2016/01/11(月) 18:07:23.83 ID:Pi11uMdl0
「駅まで行っても振り替え輸送とかしてるだろうから……乗るのに時間かかるかも。あたしの時は結構待ったよ?」
「それは……そうでしょうね」
それに混んでるし、と由比ヶ浜は言い添える。朝の通勤時間帯ではないからマシにしろ、今だって帰宅時間と重なる。混雑は充分予想できた。
雪ノ下は顎に手を当て、しばし黙考する。やがて何かを決意したのか、こちらに向き直った。
「とりあえず今日は解散にします。あなたたちは先に帰って大丈夫よ」
「ゆきのんはどうするの?」
「私はもう少しここで待つわ。電車が動くのならそれで帰るし、動かないのならタクシーでも呼ぶから」
「えーでも心配だよ。あたしもやっぱり残ろうかな?」
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