過去ログ - 僕はお兄ちゃんのトイレです
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1:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/14(木) 20:24:16.27 ID:WSIzw0zAO
近親相姦注意 スカトロ注意 BL注意

僕には兄がいます。
僕は16歳、兄は19歳です。
親もあまり家に来ないからほとんど二人で過ごしていたのですから仲は家族以上でした。
兄は頭も良く誰にでも優しく大好きだした。ただ色も白く、線も細く女のようだと周りの奴らからいじめられていました。
だから、僕はそいつらから兄を守るため暴力を武器に立ち向かっていました。勝ったり負けたりしていましたが僕はずっと必死でした。

兄は「いいよ、お前が僕のために傷付くのは悲しい…」だなんて言っていましたが僕は、兄を守る自分に酔っていたのかもしれません。
僕は幼少期から兄のそれを聞くこともせず、自分のちっぽけな正義を振りかざしていました。

それも僕は、力を蓄えたかったのかもしれません。僕たちが堕ちるに至った巨悪の根源、僕らの両親を打ち倒すために。

そして、僕らは歳を重ねていき僕が16歳になった今年度ようやく巨悪の根源を打ち消すことをできました。

ただしそれに至るには余りにも犠牲を伴いすぎたのです。

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2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/14(木) 20:25:33.80 ID:WSIzw0zAO
その犠牲は、僕にとってあまりにも大きなものでした。

その犠牲とはとても優しかった僕の大好きな兄を失うことでした。

理由はわかっています、僕が悪いのです。最低な人間です、僕は兄を見棄ててしまったのです。
以下略



3:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/14(木) 20:32:59.69 ID:WSIzw0zAO
「もう、俺たちは自由だよ」

兄のいつものような笑顔の裏に秘められた狂気めいたものが恐ろしくてたまりませんでした。

「もう、戦わなくていいんだよ。お前は僕が守ってあげるから」
以下略



4:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/14(木) 20:35:07.78 ID:WSIzw0zAO
僕がその時察したように両親が警察へ連行されたことはこの後になって知りました。
それは兄が闘ったからでしょう、あの欲にまみれた悪魔のような奴らと、僕が闘うことから逃げ出したような奴らと。兄の方がよほど勇気があるのです。

だって弱い僕は両親怖さに兄を何度も裏切りました。最低な人間です、僕らは兄にひどいことをたくさんしてきました、ですので兄は僕らに復讐をしたかったのでしょう。
両親が警察に捕まった今、残る対象は僕1人でした。僕の前には兄が1人、もう兄の顔をみることすらできません、僕は顔を俯けました。
以下略



5:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/14(木) 20:35:52.90 ID:WSIzw0zAO
それは細く美しい腕でした。
僕は抱き締められ、濡れて不快で寒いはずなのに、なぜかとても暖かかったです。

「俺だけだと不平等だから、お前もびしょ濡れにしてやったぜ」

以下略



6:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/14(木) 20:36:38.14 ID:WSIzw0zAO
そして現在

「……」

紙と紙が擦れる音。兄は本を読んでいた、表紙は日本語じゃない文字で難しいことはわかった。
以下略



7:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/14(木) 20:38:51.38 ID:WSIzw0zAO
兄の全体重+20kgが弟のお腹に容赦なくかかっているのだ。

「重っ……い……」

どれだけの時間が経過したのかわからないが、まだ終わる気配はない。
以下略



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