過去ログ - P「伊織と貴音を連れて,食事に行く」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:40:27.55 ID:YUCQRze/0
「はて? 何とも無いとは、どういう意味でしょうか?」
私の問いかけに、心底不思議そうな表情を返す貴音、その反応に私達は動揺を隠せなかった。
以下略
32
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:42:30.69 ID:YUCQRze/0
「なるほど……事務所に『例のアレ』がいるかもしれないので、お二人は怖がっておられると」
貴音が、持っていたフォークを机の上に置く。あれだけ山盛りだったマカロニも、今や綺麗に平らげられ、
以下略
33
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:44:44.38 ID:YUCQRze/0
=====================
「――さて」
以下略
34
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:45:52.29 ID:YUCQRze/0
「まず、プロデューサーにお聞きいたします。快現象が起きた当時、あなた様は普段おやりにならない残業により、
非常に疲れておられた――間違いありませんね?」
以下略
35
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:46:52.02 ID:YUCQRze/0
「伊織。冷蔵庫の中に何が入っていたか、もう一度よく思い出す事はできますか?」
「えっと、最初に入ってたのがジュースと……ゴーヤでしょ?
以下略
36
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:48:43.64 ID:YUCQRze/0
貴音の言葉に、私は違和感の正体が掴めないもやもやした気持ちで彼女を見つめる。
そんな私に、右手のポーズを取ったままで彼女が微笑み返す。
以下略
37
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:50:05.77 ID:YUCQRze/0
「卵っ! そうよ、卵が入ってたわっ!!」
私は思わず声を上げてしまった。貴音の指差す先――
以下略
38
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:51:21.71 ID:YUCQRze/0
コツンと、お皿のふちに当てられて、ヒビが入るゆで卵。
「この消えた卵の行方を追うことで、わたくしはある一つの仮説を立てることができました。
以下略
39
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:52:30.10 ID:YUCQRze/0
「それってもしかして……」
私もようやく気が付いた……そうだ、一度だけ、たった一度だけ密室が密室でなくなる瞬間があった事に!
以下略
40
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:53:46.11 ID:YUCQRze/0
「これにより、卵が冷蔵庫からその姿を消すことになります。
そして恐らく、その時にあなた様は伊織のジュースも手に取られたのです!」
以下略
41
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/01/26(火) 23:54:15.14 ID:BTk3DeoDO
これ読んでるやつ居るのか?
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