過去ログ - シェアハウス (オリジナル百合)
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3: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/02/01(月) 23:49:58.33 ID:VPN/lxQ10
友達の愛犬もおばあちゃんも灰になり空に舞い、季節は巡り。
社会人一年目の春。
最後の荷物を車に詰め込み、ついに、念願の一人暮らし。
会社に近いアパートに引っ越すことになった。
会社と言うのは市をまたいだ所にある。
4: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/02/02(火) 00:05:05.36 ID:7ST6craS0
一人暮らしの拠点を一緒に探してくれたのも友達だった。
部屋の家具家電を一緒に選んでくれたのも友達だった。
アパートを管理している不動産屋さんに挨拶して、
鍵と契約書を受け取った時、真剣に、共稼ぎすることまで考えてくれてたのに。
5: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/02/02(火) 00:05:51.87 ID:7ST6craS0
眠くて目を開けてられないのでまた明日
6:名無しNIPPER[sage]
2016/02/02(火) 01:39:43.32 ID:WvNaxUPGO
乙
続きも楽しみにしてる
7: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/02/03(水) 22:14:40.23 ID:js3SwMrT0
しょうがないので、自宅の方に電話した。
電話に出たのは、妹の方だった。
「あ、もしもし……祭ちゃん?」
8: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/02/03(水) 22:27:58.21 ID:js3SwMrT0
桃ちゃんは写真では見たことある。
長い黒髪のお人形のような白い肌。
写真では目を閉じてしまっていた。
実際に話したことはなく、友達を介してしか知らない。
9: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/02/03(水) 23:02:46.02 ID:js3SwMrT0
その夜、隣の家の洗濯機がごうんごうんとよく回っていた。
暴力的なその音にびくつきながら私はため息を吐く。
一人暮らし一日目は、切れの悪いスタートだった。
それから1ヶ月が経った。
10: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/02/03(水) 23:03:49.61 ID:js3SwMrT0
眠いのでここまで
11:名無しNIPPER[sage]
2016/02/04(木) 03:52:52.23 ID:eSwlgIG2O
乙
12: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/02/05(金) 10:44:36.27 ID:CnMOex1r0
住めば都とはよく言ったもので、確かに2ヶ月くらい経つとだいぶ慣れてきて、
帰って明かりをつけて部屋の広さを実感しては、それなりにほっとするくらいにはなった。
親が送ってくれたレトルト食品やインスタント食品は、
今まであまり手を出したことはなかったけれど、
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