過去ログ - P「ロス:タイム:ライフ」
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20: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2016/02/17(水) 20:36:36.61 ID:AuX52slUo

「大丈夫ですよ、ちょっと疲れてるだけで」

おどけたように返す。

以下略



21: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2016/02/17(水) 20:37:08.56 ID:AuX52slUo

『音無小鳥さん、優しくて気遣いが出来て、おまけに美人』

『嫁に欲しいです』

以下略



22: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2016/02/17(水) 20:39:05.97 ID:AuX52slUo

事務所に一人きりになった俺は、再び資料に向き直る。
雑念を振り払い、自分がやるべきだと思ったことに没頭する。

春香
以下略



23: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2016/02/17(水) 20:40:34.90 ID:AuX52slUo
 
雪歩
 引っ込み思案で臆病なのに、誰よりも強いものを持っていて。
 その勇気があれば、これからも前に進んでいけるよ。
 雪歩の淹れてくれたお茶、もう飲めないんだよな。
以下略



24: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2016/02/17(水) 20:42:09.15 ID:AuX52slUo

亜美
 竜宮小町に入っても、亜美は亜美のままだったな。
 ライブもレッスンも、何でもかんでも楽しく遊んでしまっていた。
 あまりに楽しそうだから、怒る気にもなれなかったよ。
以下略



25: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2016/02/17(水) 20:43:08.89 ID:AuX52slUo
 
律子
 アイドルからプロデューサーに転身して、いつも俺の前にいた。
 プロデューサーにやりがいを感じてるのも、アイドルに少し未練があるのも知ってる。
 ごめん、俺がいなくなったらアイドルやらなくなるよな。
以下略



26: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2016/02/17(水) 20:43:37.92 ID:AuX52slUo

『まさに、鬼気迫る勢いですね』

『彼がこの事務所の躍進の立役者というのも納得です』

以下略



27: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2016/02/17(水) 20:44:20.04 ID:AuX52slUo

心は正直だ。
歪む視界と震える指先が、何よりもそれを物語っている。
それでも、なんとか押さえ込んで資料を作り終えた。

以下略



28: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2016/02/17(水) 20:44:53.63 ID:AuX52slUo

「…………う、うぅ……あ゛あ゛あ゛ーーっ!」

屋上に辿り着き、まだ明けぬ空を見上げた瞬間。
嗚咽とも咆哮ともつかない声がほとばしった。
以下略



29:名無しNIPPER[sage]
2016/02/17(水) 20:45:33.77 ID:4u/EcnLOo
765って書けやカス判断しづらいんじゃハゲ


30: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2016/02/17(水) 20:45:33.88 ID:AuX52slUo

これからも彼女たちと歩んでいきたかった。
輝く姿を見たかった。
その背中を押してやりたかった。
たまにぶつかって、仲直りして、お茶を飲んで笑い合いたかった。
以下略



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