過去ログ - 久海菜々美「ファーストキスの味」
1- 20
12:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:18:04.37 ID:aS4x3u+/0



数日後 レッスン室

以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:19:09.21 ID:aS4x3u+/0
2人で話しているとみゅーが近づいてきた。

未夕「あれ? ななみん、今日もあいちゃん家ですかぁ?」

夏夜「確かに、最近はいつもあいちゃんの家に行ってるね」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:20:13.90 ID:aS4x3u+/0
未夕「でも、やっぱり観るときはいつも2人きりなんですか?」

菜々美「そうだけど?」

未夕「んっふっふ〜、そうなるとちょっとアヤシイですねぇ」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:21:28.28 ID:aS4x3u+/0



藍里「どうぞ入って、ななみん」

以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:22:38.37 ID:aS4x3u+/0
トン、トン、トン、トン……

足音が止まり、戸が開いた。

藍里「おまたせ。はい、お茶とお菓子」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:24:05.74 ID:aS4x3u+/0
藍里「あ、勘違いだったかな? ごめん」

菜々美「い、いいわよ別に……。それより今日も特訓よ! 特訓!」

これ以上は悟られまいと元気よく言った。空元気なのは自分が一番よくわかっている。
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:25:13.14 ID:aS4x3u+/0
藍里「ええっ!? そんな急に言われても……できるかなぁ……」

あいちゃんの顔は難色を示している。

菜々美「大丈夫。あれだけ熱心に観てたんだから、少しくらいものになってるわよ。
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:26:33.09 ID:aS4x3u+/0
菜々美「……誰かを好きになったときの……気持ちとか……」

藍里「ふえっ!?」

菜々美「あいちゃんは誰かを好きになった事ってないの……?」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:28:03.24 ID:aS4x3u+/0
菜々美「だったら、わからせてあげる……」

藍里「え?」

きょとんとしているあいちゃんの肩を掴み、倒れこむように押し倒した。
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:29:32.83 ID:aS4x3u+/0
藍里「おし……ばい……?」

菜々美「そうよ。私が男役で、あいちゃんがヒロイン。今のも、これから言うセリフも全部お芝居!」

菜々美「だからあいちゃんも合わせるの! いい?」
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:30:45.60 ID:aS4x3u+/0
菜々美「『どうだ、唇を奪われた気持ちは? 初めてなのだろう?』」

藍里「『こ、このような……行いが……許されるとお思いなの……ですか?』」

菜々美「『許される? そんな事は関係ない。年頃の女を好きなように出来る。これほど愉快な事はないぞ!』」
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:31:52.18 ID:aS4x3u+/0
菜々美「『やはり……、何も言えないではないか!』」

藍里「『……怖かったのです』」

菜々美「『怖かった?』」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:33:49.09 ID:aS4x3u+/0



菜々美「あいちゃん、もう一度……キス……してもいい?」

以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:35:03.92 ID:aS4x3u+/0



ヴー、ヴー、ヴー……

以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:36:24.37 ID:aS4x3u+/0
藍里「ねぇ、ななみん」

羞恥心と罪悪感で頭がいっぱいになっていると、あいちゃんが沈黙を破って話しかけてくれた。

藍里「すごかったね……」
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:37:21.54 ID:aS4x3u+/0
菜々美「あいちゃんは初めてのキスが私で良かったの?」

藍里「うん、ななみんの事ずっと好きだったから」

菜々美「あんなに無理やりだったのに?」
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:38:28.12 ID:aS4x3u+/0
菜々美「私もあいちゃんの事が好きだし……、この気持ちをわかってほしい、って必死だったよ」

菜々美「それに、ええっと……、ふわふわで、柔らかくて……甘い味がした!」

私は何を言っているんだろう。顔から火が出る思いだ。
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:39:39.42 ID:aS4x3u+/0
菜々美「もーーー!! なにそれ! その時私すっごく悩んでたのに、下でゆべし食べてたなんて私バカみたいじゃない!!」

藍里「あはは……」

菜々美「それに、せっかくのファーストキスの味がゆべしの味だなんて、ロマンのかけらも無いわよ!!」
以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:40:59.50 ID:aS4x3u+/0



藍里「送って行かなくても大丈夫? ななみん」

以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:43:31.69 ID:aS4x3u+/0
わざわざ読んでいただいた方、本当にありがとうございました

BtBは基本ななみにゃみだけど、ななみんあいちゃんも少しだけあって嬉しかったよ

ではHTML化依頼してきます


32:名無しNIPPER[sage]
2016/02/27(土) 09:16:23.68 ID:ZFcQxviso
wugとは珍しい。


32Res/26.20 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice