過去ログ - 【孤高のキラークイーン】
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2: ◆b5Wvz/nkes
2016/03/05(土) 11:56:33.57 ID:oWKQ99WdO
「あら、いらっしゃいませ〜…お入りになって?」

こじんまりとしたお店の中には何だか低血圧の様な雰囲気を纏っている可愛らしい女性がいた
こちらまでダラっとしてしまいそうな雰囲気を持っている

以下略



3: ◆URZSDzTujc
2016/03/05(土) 12:10:00.85 ID:2aUxhtkQ0
「私の名前は辻彩…低血圧気味なしゃべり方しちゃうけど許してくださいね?コレでも仕事への意欲はありますの」

辻先生はそう言うと一枚の表を差し出した
どうやら愛と出逢うメイクとやらの料金表らしい
愛と出逢うメイクから芸能人と結婚するメイクまで幅広く載っていた。と言うより芸能人と結婚するメイクと言うのは笑い所なんでしょうか?
以下略



4: ◆URZSDzTujc
2016/03/05(土) 12:38:15.79 ID:oWKQ99WdO
「貴女の場合…手はとても魅力的ねぇ…フゥ…見とれてしまうほどに美しい。けれどまるで愛を引き寄せないわね。寧ろ…初回サービスで手もいじらせてもらうわ。顔は眉を少し弄ればとても良くなるわね。早速始めましょう」

私はベッドに寝転がされると静かに目をつぶった
期待と不安を織り混ぜた気持ちはまるで何時間も過ぎ去ったかのように感じてしまう

以下略



5: ◆URZSDzTujc
2016/03/05(土) 13:28:06.31 ID:oWKQ99WdO
何だか周りが私を見ている気がする
まるで不思議なことに気分は高翌揚して今までの自分と違ったかのように感じていた

「きゃっ!」

以下略



6: ◆URZSDzTujc
2016/03/05(土) 13:40:17.46 ID:2aUxhtkQ0
吉良吉影…会社員としてカメユーデパートで働いているらしく、今は別荘地に住んでいるらしい。だが私は相槌を打つのを忘れてしまうほどにボーッとして居た
すると突然彼は私の手を掴んだ。と言っても乱暴にではなく優しく、丁寧に扱っていた

「美しい手ですね…とても。ここまで綺麗な手に会ったのは初めてかもしれないなぁ…」

以下略



7: ◆URZSDzTujc
2016/03/05(土) 13:55:29.05 ID:oWKQ99WdO
「ここら辺で良いかな…?人気もなくてとても静かで美しい場所だよ…」

清らかな風が私の髪を撫でる。心にまで吹くかのような風は私の中のネガティブな感情までも拭い去っていく

私は今、幸せの絶頂に居た。確実に私は幸せの絶頂に。時計をちらりと見ると『30分』はとうの昔に過ぎ去っていたようだった
以下略



8: ◆URZSDzTujc
2016/03/05(土) 14:06:17.07 ID:oWKQ99WdO
私は動かなくなった彼女を地面に落とした。体力が落ちてきたのだろうか?そろそろジムにでも通うべきだろうか。おっさん臭くてたまらないことを考えてしまうのは嫌だなぁと思った

「こんなにも…」

私は切り落とした彼女の左手を後生大事に抱えると残った余分な部分を消すことにした
以下略



9: ◆URZSDzTujc
2016/03/05(土) 14:08:55.07 ID:oWKQ99WdO
以上【吉兆に迫る影】でした
読んでくださった方いらっしゃればありがとうございました!
久々に書くとコテハンミスっちゃうしダメだなぁ…誤字とかもしあれば脳内補完してもらえると嬉しいです


10:名無しNIPPER[sage]
2016/03/05(土) 15:18:12.96 ID:bRefasm10
もしや、以前花京院の墓参りに行く承太郎やサンタナがカーズに逆らった過去話の人?

おかえりなさい!


11: ◆URZSDzTujc[saga]
2016/03/05(土) 18:14:41.15 ID:2aUxhtkQ0
>>10
覚えていてくれてる人がいて感激です
もう少し書くんでまた人が来たらリクエストしてもらえると嬉しいです


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