過去ログ - 吹雪「目覚めると、そこは如月ちゃんのパンツだった」
1- 20
904:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/17(金) 02:18:49.65 ID:e6qff4nkO
――――深夜

伊58「…………確かに楽になってきたでち」

砂浜に横になったまま、彼女は呟いた。
以下略



905:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/17(金) 02:19:23.76 ID:e6qff4nkO
艤装を唸らせ、呂500は休憩終了とばかりに立ち上がる。

伊58「頼むでち……電報は既に打ってるから、後はこの海域に誘導してくれればいいでち」

呂500「了解……でも、でっち達が敵に見つかったら?」
以下略



906:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/17(金) 02:20:29.16 ID:e6qff4nkO
吹雪「…………」

吹雪の手元から金属音。

伊58「……おい、何してるでち」
以下略



907:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/17(金) 02:21:26.58 ID:e6qff4nkO
吹雪「――何を寝惚けた事を」



伊58「いつまで」
以下略



908:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/17(金) 02:22:17.97 ID:e6qff4nkO
意味が分からない。
何を問わんとしているのか。

吹雪「私は駆逐艦です。それ以上でも、それ以下でもない」

以下略



909:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/17(金) 02:23:01.17 ID:e6qff4nkO
吹雪が言葉通りに側に寄ると、伊168は彼女の頬を優しく撫でる。

伊168「まーた……無茶、して」

伊168「ホント……喧嘩っ早いんだから」
以下略



910:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/17(金) 02:23:44.58 ID:e6qff4nkO
力無く落ちた手が、吹雪の服の縁を掴んだ。
何かを伝えたくて、そうしている。

伊168「吹雪は……まだ、嫌い――?」

以下略



911:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/17(金) 02:24:55.78 ID:e6qff4nkO
伊58は無理矢理、痛む体を起こして立ち上がった。
吹雪に向かって倒れ込むように掴みかかる。



以下略



912:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/17(金) 02:26:02.77 ID:e6qff4nkO
言って、彼女は吹雪の胸に倒れた。
息も荒い。急に動いたせいだろう。

背中にも、暖かさを感じて。

以下略



913:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/17(金) 02:26:46.93 ID:e6qff4nkO
トン、と心の奥を叩かれたようだった。

吹雪「――――」

伊168「ずっと、自分を責める人が、ずっと側に居たら、いずれ吹雪はもっと傷付いて」
以下略



1002Res/353.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice