353: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:14:40.67 ID:bORNzi8VO
IBM『おまえも……頭を……』ゴッ!
かれら『ギッ....!?』
354: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:16:08.70 ID:bORNzi8VO
永井「!」
IBM『……』
355: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:19:45.33 ID:bORNzi8VO
永井「とまるな! とっとと逃げろ!」
美紀は階段をかけあがり、踊り場まで走った。永井の幽霊はバリケードの上から動かず、自分が壊した机の足を握った。踊り場をまわって三階へと逃れようとする美紀の逃走を遮るように割れた机が飛んできた。
356: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:22:19.55 ID:bORNzi8VO
どこにひそんでいたのか、太郎丸が階段をかけ上がり、幽霊の首に噛みついた。
美紀「た、太郎丸!?」
357: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:23:51.00 ID:bORNzi8VO
美紀「先輩、太郎丸は……!?」
永井「もう長くないな」
358: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:25:28.88 ID:bORNzi8VO
太郎丸の呼吸がしだいに弱まってきた。この幼犬の命が消えるまで、あと数分もかからないことは明白だった。
美紀の瞳から涙がこぼれた。涙は頬をつたい、手の甲におちた。彼女はそこで、自分が涙を流していることに気づいた。
359: ◆8zklXZsAwY[sage]
2016/06/14(火) 23:27:05.42 ID:bORNzi8VO
今日はここまで。
IBMの初登場なので、はつきって書きました。
360: ◆8zklXZsAwY[sage]
2016/06/14(火) 23:30:56.00 ID:bORNzi8VO
>>359
×はつきって→はりきって、でした。失礼。
361:名無しNIPPER[sage]
2016/06/15(水) 00:15:26.23 ID:r2sHxCB5O
乙
太郎丸…
362:名無しNIPPER[sage]
2016/06/15(水) 00:42:56.72 ID:7bxQgfTQ0
おっつ
太郎丸やるじゃねーか・・・
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