363: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/20(月) 23:39:19.07 ID:tnsF00K8O
ーー屋上
ザッ...ザッ...
364: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/20(月) 23:42:56.73 ID:tnsF00K8O
美紀「めぐねえも、太郎丸も、これでさみしくないですね」
永井「死んだらなにも感じないだろ」
365: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/20(月) 23:46:05.54 ID:tnsF00K8O
美紀「……昨日のことなんですけど」
永井「なに?」
366: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/20(月) 23:50:01.27 ID:tnsF00K8O
ふたりは屋上をあとにした。階段をおりているとき、永井は太郎丸について、疑問に思ったことを考えていた。
永井 (やつらに幽霊が見えたのはわかる。やつらももとは人間。やつらを始末するために発現した幽霊だから、視認ができるのもありえない話じゃない)
367: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/20(月) 23:53:32.88 ID:tnsF00K8O
廊下の端に学習机の残骸がおかれていた。永井はそのまま階段をおりつづけ、二階にむかった。
美紀「手伝いたいですけど……やめたほうがいいんですよね」
368: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/20(月) 23:55:32.16 ID:tnsF00K8O
ーー学園生活部
369: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/21(火) 00:02:22.29 ID:LyKVpolZO
永井「ああ、そうだ。シャベル借りてるぞ。まだ使うから、もうすこし貸してくれ」
胡桃「えっ? あっ、うん、いいけど……」
370: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/21(火) 00:03:09.99 ID:LyKVpolZO
永井「校庭にやつらがいないうちにすませたい作業があるからね。校舎にはいってきたやつらはあらかた始末したし、なるべく早いほうがいい」
由紀「えー、わたしもうおなかペコペコだよー」
371: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/21(火) 00:04:04.57 ID:LyKVpolZO
永井「回復したばかりだろ。まだ休んでろ」
胡桃「や、ほんともう平気だから。むしろ、なんかしないと落ち着かないっていうか、あたしもなにかしたいなって……」
372: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/21(火) 00:05:52.69 ID:LyKVpolZO
悠里「……永井君に謝るんじゃなかったの?」
胡桃「なんか、とっさに口にでちゃってさ」
373: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/21(火) 00:10:43.22 ID:LyKVpolZO
ーー地下一階・シャッター前
永井「きたか」
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