13:人外好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2016/03/19(土) 21:25:56.16 ID:FU69ie4a0
600をようやく数え終え、立ち上がる。いつもより時間がたつのは遅いのは時の流れを認識したからだろうか。それとも僕があのアンドロイドと顔を合わせたくないからか。
「それでもおなかはやっぱり減る」
部屋から出てリビングに向かうと直立不動で僕を迎えるアンドロイドが一人。
14:人外好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2016/03/19(土) 22:18:52.90 ID:FU69ie4a0
今日の夕食のメニューは鶏肉のカシューナッツ炒めと中華スープ、あと冷奴。
どれも味は完璧。レストランのシェフほどではないけど、十分美味しい。
少しとろみのついた中華スープをスプーンでかき回す。
15:人外好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2016/03/19(土) 23:24:46.40 ID:FU69ie4a0
「今―――いや、なんでもない」
バグか? 伝達系に遅延が発生しただけかもしれない。もしくは僕の命令の発音が悪かったか。
アンドロイドがテレビに集中する。そんなことはありえない。
16:人外好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2016/03/19(土) 23:46:28.41 ID:FU69ie4a0
「マスター」
バラエティーは終わり、スタッフロールが画面下に流れるころに僕はアンドロイドに声をかけられた。
「ん、風呂できた?」
17:人外好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2016/03/19(土) 23:53:42.05 ID:FU69ie4a0
風呂の準備が出来たため、風呂へ向かう。
着替えも下着もタオルも全て用意されている。敦彦の言うとおり便利ではあるんだ。
アンドロイドが命令以外の行動をしたのは僕が使いこなせてないからだろうか。
18:人外好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2016/03/20(日) 00:01:31.69 ID:dVwQUgbl0
次の日、目覚めた時にはすでに8時を過ぎていた。いつも起きる時間よりずっと遅い。
しまった。アンドロイドに命令しておくんだった。
後悔しながら眠い目をこすり部屋から出る。
19:人外好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2016/03/20(日) 00:16:57.13 ID:dVwQUgbl0
「マスター。朝ごはんができました」
「ん」
新聞をたたみ、机の上に投げる。
20:人外好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2016/03/20(日) 00:43:34.67 ID:dVwQUgbl0
いつもの喫茶店。運よく暇だった恭平を呼んで僕は相談に乗ってもらっていた。
「で、それで俺を頼ったのだな」
事情を説明すると恭平は少し頭を横に曲げ、眉をひそめた。
21:人外好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2016/03/20(日) 00:44:04.49 ID:dVwQUgbl0
今日はここまで
22:名無しNIPPER[sage]
2016/03/20(日) 02:56:54.02 ID:qBe2TdRVO
期待してる
23:名無しNIPPER[sage]
2016/03/20(日) 07:54:42.86 ID:oQv7Jc7aO
人外娘好きとして応援しているぞ
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