27: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 19:20:03.86 ID:C+6JqW0y0
  
 ペパロニ「うわぁあ、すっげぇ!」 
  
 会場に着いて早々に私は度肝を抜かれてしまった。 
  
28: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 19:28:51.08 ID:C+6JqW0y0
  
 アンチョビ「試合中はドゥーチェと呼べ!」 
  
 ペパロニ「はい、ドゥーチェ!」 
  
29: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 19:37:12.83 ID:C+6JqW0y0
  
 ペパロニ「あいつらっ!後ろから隠れて撃ちやがった!」 
  
 私は煙を上げるタンケッテから飛び出すなり相手の選手に掴みかかりに走った。 
  
30: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 20:54:15.14 ID:C+6JqW0y0
  
 アンチョビ「いいかペパロニ、この戦いではどんな手段でも許される。勝つためならなんでもやっていいんだ」 
  
 ペパロニ「でも、納得できないっす!」 
  
31: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:03:04.07 ID:C+6JqW0y0
  
 アンチョビ「それじゃあ今日の試合も終わりだし、帰るとしよう」 
  
 カルパッチョ「それなんですが、ねぇさん」 
  
32: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:09:55.01 ID:C+6JqW0y0
  
 アンチョビ「ふぅ〜、なんとかなって良かった〜」 
  
 カルパッチョ「優しい方々で良かったですね」 
  
33: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:17:29.50 ID:C+6JqW0y0
  
 学園艦に戻った私たちはまず最初に、戦車を運搬するためのトラックを車庫の奥からひっぱり出してきた。 
  
 埃だらけのその古いトラックを洗車し、アンツィオの紋章を綺麗にペイントし直した。 
  
34: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:26:08.17 ID:C+6JqW0y0
  
 ペパロニ「それでも次勝てる保障なんてないじゃないすかぁ」 
  
 アンチョビ「アホ!最初から勝ちが決まってる勝負などあるか!」 
  
35: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:33:47.74 ID:C+6JqW0y0
  
 三回目の試合は再びマジノ女学院との約束を取り付けた。 
  
 私たちは勝つための作戦会議を行った。 
  
36: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:42:35.75 ID:C+6JqW0y0
  
 木々の間から、スカッと晴れた空がのぞいていた。 
  
 戦車のエンジン音が森の中を駆け抜けた。 
  
37: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:49:43.26 ID:C+6JqW0y0
  
 銃撃が収まった途端に耳がキーンと鳴り出し、ねぇさんの言葉が聞き取れなかった。 
  
 ペパロニ「……え?」 
  
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