31: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:03:04.07 ID:C+6JqW0y0
アンチョビ「それじゃあ今日の試合も終わりだし、帰るとしよう」
カルパッチョ「それなんですが、ねぇさん」
32: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:09:55.01 ID:C+6JqW0y0
アンチョビ「ふぅ〜、なんとかなって良かった〜」
カルパッチョ「優しい方々で良かったですね」
33: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:17:29.50 ID:C+6JqW0y0
学園艦に戻った私たちはまず最初に、戦車を運搬するためのトラックを車庫の奥からひっぱり出してきた。
埃だらけのその古いトラックを洗車し、アンツィオの紋章を綺麗にペイントし直した。
34: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:26:08.17 ID:C+6JqW0y0
ペパロニ「それでも次勝てる保障なんてないじゃないすかぁ」
アンチョビ「アホ!最初から勝ちが決まってる勝負などあるか!」
35: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:33:47.74 ID:C+6JqW0y0
三回目の試合は再びマジノ女学院との約束を取り付けた。
私たちは勝つための作戦会議を行った。
36: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:42:35.75 ID:C+6JqW0y0
木々の間から、スカッと晴れた空がのぞいていた。
戦車のエンジン音が森の中を駆け抜けた。
37: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:49:43.26 ID:C+6JqW0y0
銃撃が収まった途端に耳がキーンと鳴り出し、ねぇさんの言葉が聞き取れなかった。
ペパロニ「……え?」
38: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 21:56:13.04 ID:C+6JqW0y0
大手を振って試合会場を後にした私たちは、帰りのトラックの中でもまだ意気揚々としていた。
ペパロニ「いや〜、やりましたね、ねぇさん!」
39: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 22:03:50.43 ID:C+6JqW0y0
負けたときに頑張る歌は、いつでも頑張る歌に改名になった。
しかし短いフレーズしかないその歌はかなりのヘビーローテーションとなった。
40: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 22:08:19.93 ID:C+6JqW0y0
そのうちに学園艦の上でも戦車道の話が上がるようになってきた。
この頃の私は今までに喧嘩をして因縁のある生徒たちに謝罪をして回るということをやっていた。
41: ◆JxFTtO5TBE
2016/03/19(土) 22:13:11.92 ID:C+6JqW0y0
アンチョビ「セモヴェンテ用の消耗品を発注しないとな〜」
ペパロニ「セモヴェンテってあの大きい戦車っすか?」
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