過去ログ - モバP「俺はまゆの望むことならなんだってするよ」
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24: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/23(水) 00:00:48.81 ID:9xh2V5nX0
思わぬお誘いに心臓は高鳴り、頬の筋肉が上向きに吊られるのを感じた。

(まさかまゆが誘ってくれるなんて…)

モバP「お、お出かけ…?」
以下略



25: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/23(水) 00:13:18.96 ID:9xh2V5nX0
どこに行くかなどを話し合っていると、あっという間に時が過ぎていった。
子供に戻ったようにワクワクしながら会話を交わしていた。

話し合いの結果、お出かけをするのは今週の日曜日となった。
ただ買い物に行くだけなのだが、とても楽しみだった。
以下略



26: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/23(水) 00:21:08.71 ID:9xh2V5nX0
まゆをレッスン場へ送り、部署の部屋まで戻ってきた。
自分のデスクに座り、手帳に日曜日の予定を書き込んだ。

確実ににやけながら書いていただろう。
当日のことを想像するだけで胸が踊った。
以下略



27: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/23(水) 00:22:34.97 ID:9xh2V5nX0
息抜きをしようと時計を眺めてみるとなんと、もうまゆのレッスン終了の時間になっていた。
いつも通り迎えに行くことにした。

スポーツドリンクを自動販売機で買い、まゆに差し入れることにした。
ついでに自分用の缶コーヒーも買った。
以下略



28: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/23(水) 00:23:14.79 ID:9xh2V5nX0
モバP「でもレッスン終わりで喉かわいてるだろう」

まゆ「そうですねぇ。じゃあ、それください」

そう言いながらまゆが指差したのはスポーツドリンクではなく、右手の缶コーヒーだった。
以下略



29: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/23(水) 00:29:32.76 ID:9xh2V5nX0
今日はここまでにします
おそらく投下のペース下げます


30:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 00:32:21.41 ID:nLANXcopO

なんていうかないがしろにされてるAが可哀相で仕方ない


31:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 01:33:18.11 ID:o7IcEVCSo
乙です
期待しています


32: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/25(金) 01:03:23.91 ID:aY1hp5aj0
Aにスポーツドリンクを渡すと少し不機嫌そうに礼を言われた。
どうやらAは自主レッスンをしに来ていたらしい。

一応俺の仕事なので、Aの予定も完璧に把握していたのに、レッスンに来ていることを知らなかったのはそのためだった。
まゆとの間接キスを経験できたのもそのおかげだったかもしれない。
以下略



33: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/25(金) 01:05:48.70 ID:aY1hp5aj0
まゆが少し顎を引いて、こちらに頭を差し出すような形をとった。
俺はそれを見ると、パズルの最後のピースをはめるみたいに、それが当たり前で、あるべき形かのように、まゆの頭を撫でた。

さらさらの髪が俺の掌をくすぐった。
頭の曲線に合わせて撫でると、まゆがうっとりした表情を浮かべた。
以下略



34: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/25(金) 01:06:41.70 ID:aY1hp5aj0
そのまま部署へ戻り、仕事を再開した。
あれから30分は経ったというのに、胸の高まりは収まりどころを知らなかった。
心不全を疑いそうなほどだった。

戻ってきてから全く仕事に打ち込めないでいた。
以下略



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