過去ログ - モバP「俺はまゆの望むことならなんだってするよ」
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6: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/21(月) 23:27:44.00 ID:DGxOEFVd0
モバP「…で、では、都合のいい日に名刺の電話番号に電話してください。資料をお渡ししたり、契約などの話をしますので」

まゆ「はい…ありがとうございます」

また笑うと彼女はこの場から去っていった。
以下略



7: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/21(月) 23:28:52.13 ID:DGxOEFVd0
その後、なんとその日のうちに、彼女から電話がきた。
あまりにも早くて驚いたのを覚えている。
すぐに事務所に来るということだった。

(…残りの仕事が事務所内でできることでよかった)
以下略



8: ◆d0hZ1USyYNJW[sage]
2016/03/21(月) 23:30:00.89 ID:DGxOEFVd0
彼女は一時間もたたぬうちにやってきた。
あまりにも早い。
彼女の行動は常に俺の想像より早く行われるようだった。

モバP「ゴホン…では、ちひろさん、行ってきます」
以下略



9: ◆d0hZ1USyYNJW[sage]
2016/03/21(月) 23:31:16.46 ID:DGxOEFVd0
モバP「…おはようございます」

まゆ「あ、プロデューサーさん。おはようございます」

彼女はあのとき撮影で着ていた服と少し似ている薄いピンク色をメインとした服を着てきた。
以下略



10: ◆d0hZ1USyYNJW[sage]
2016/03/21(月) 23:31:54.42 ID:DGxOEFVd0
急ごしらえした一室に案内して、向かい合うソファーの一つに座らせた。

モバP「とりあえず今所属している事務所を辞めないと…」

まゆ「もう辞めました」
以下略



11: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/21(月) 23:33:34.93 ID:DGxOEFVd0
まゆ「あ、あと私のことはまゆって呼んでください」

モバP「ま…まゆさん」

下の名前で呼ぶ。
以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2016/03/21(月) 23:35:02.90 ID:u27lI5Pu0
期待


13: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/21(月) 23:37:02.22 ID:DGxOEFVd0
その後は雑談を挟みながらアイドルの活動の説明や契約の内容、寮についてなどの説明をした。
彼女と会うのは今日が初めてで、そして2度目だというのに、驚くほどスムーズに口が回っていた。
まるで今まで仲良く遊んできた2人のように会話は途切れることはなかった。

モバP「いやぁ、今日スカウトしたばっかりでモデルやめて事務所に来るなんて…すごいね」
以下略



14: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/21(月) 23:38:59.68 ID:DGxOEFVd0
ちひろ「いい子そうでしたね。まゆちゃん」

事務所で彼女のことを思い返しながら書類を纏めていると、後ろから声がかかった。
上機嫌に鼻歌まで歌っていたので、少し照れ臭くなりながら答えた。

以下略



15: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/21(月) 23:39:41.25 ID:DGxOEFVd0
ちひろ「ふふ、手出さないでくださいね」

用心深いのは結構だが、彼女に嫌われるようなことは絶対にしない。

(そもそも手を出そうにも、彼女のような子が俺なんかに振り向いてくれるのだろうか)
以下略



16: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/21(月) 23:40:12.65 ID:DGxOEFVd0
整理整頓は得意ではないが、あの子に少しでも自分を良く見せたいので片付けることにした。

どの書類がどの場所にあるかも覚えているので、正直このままでも良かったのだが。

手に取った書類を眺めると、ふと、これから毎日のように彼女の笑顔を見ることができるんだ、と思い自然と笑みがこぼれた。
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