過去ログ - 響「貴音!?」たかね「めんような!」その2
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7: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:47:23.54 ID:p1xr7Yhy0

  響「それに記憶だけじゃなくて、写ってる映像とか、着てた服なんかも。そういうのまで、ぜーんぶ」

 使者「仰るとおりです。姫君の痕跡を残すわけには参りませんでしたゆえ」

以下略



8: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:47:54.89 ID:p1xr7Yhy0

 使者「納得、でございますか」

  響「じゃあどうなったら納得いくの? って聞かれたら、自分もよくわかんないけどさ」

以下略



9: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:48:28.73 ID:p1xr7Yhy0

  響「えっと…… いや、でも、それは単に、貴音と自分の間の秘密みたいになってたっていうか……」

 使者「わかりやすく申しますと、ここには一種の結界のようなものがあるのです」

以下略



10: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:49:03.15 ID:p1xr7Yhy0

  響「よくわかんないけど、なにか自分に教えてくれることがあるんなら、もちろん――」


 使者「『かぐや姫』なる物語はご存知ですか?」
以下略



11: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:49:33.91 ID:p1xr7Yhy0

 使者「ただ…… 筋書の根本的なところが、事実と食い違っておりまして」

  響「根本的なところ?」

以下略



12: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:50:21.90 ID:p1xr7Yhy0

 使者「………… ところで、昨年のことですが、相当の規模の日蝕――」

  響「はっ? 去年の…… ……日食?」

以下略



13: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:51:21.65 ID:p1xr7Yhy0

  響「ひとりで勝手に納得するのやめてよ。だいたいあんた、自分に伝えることがあったんじゃないの?」

 使者「かぐや姫にせよ、今回の姫君にせよ、なぜ幼子の姿に戻る必要があったのだと思われますか?」

以下略



14: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:52:16.62 ID:p1xr7Yhy0

  響「そらごと…… っていうと、つまり、ウソ、ってことだよね?」

 使者「……」

以下略



15: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:53:30.01 ID:p1xr7Yhy0





以下略



16: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:54:08.04 ID:p1xr7Yhy0

  響「えっと、そしたら、その、施術…… が、なにかトラブルでも起こしたってこと?」

 使者「そうです。細かな原因等は未だ不明ですが、姫君のお姿が幼児に変わられたのはそれが理由です」

以下略



17: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:54:36.22 ID:p1xr7Yhy0

 使者「姫君の施術にも、我々が姫君の状況を把握するのにも、必要不可欠なものがございます」

  響「月食に影響されそうなもの、っていうと…… つまりそれ、月の光、ってことかな」

以下略



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