128:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 18:07:05.26 ID:7huFBj350
《site : 渚カヲル》
カヲル(僕は何故、こんなことをしたのだろう……?)
129:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 18:08:16.70 ID:7huFBj350
カヲル(もう間も無く、おそらくサード・インパクトが始まる…… それならば、この彼女の魂も、溶け合うリリン達の中へと還した方が良いのかな?)
此処NERVのジオフロントの外で、自身の素体を使用したダミー・プラグにより9体の量産型EVAが活動を始めたことを、カヲルは感じ取っていた。
130:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 18:08:55.24 ID:7huFBj350
彼等は本当に、気がついていないのだろうか?
その先に待ち受ける未来は、種としての滅亡でしか無いという事実に。
131:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 18:09:59.07 ID:7huFBj350
カヲル(気がついていても、既に後戻りの出来ない状況なのか……)
NERVの司令の方はよくわからないが、SEELEの老人達の方は結構、強引な無理押しを行っていたようであった。
132:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 18:11:02.74 ID:7huFBj350
マナ「こんなところに、先客がいるとは思わなかったわ……」
カヲル(っ!?)
133:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 18:12:28.83 ID:7huFBj350
何時から其処に居たのだろうか?
自分と同じように手の中にひとつの宝珠を持つ少女が、鼻先が触れ合う程ぎりぎりの処からカヲルに対して微笑みを向けていた。
134:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 18:13:14.38 ID:7huFBj350
マナ「あら? 貴方“も”アダムなのね……」
カヲル「……綾波レイ…じゃないよね? 君“も”リリスなのかい?」
135:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 18:16:54.76 ID:7huFBj350
カヲル「……君はいったい、何をしに此処に来たんだい?」
マナ「……最初はこの人の魂を、恋人であるその人の魂のもとに連れて来てあげるだけのつもりだったんだけどね…………」
136:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 18:18:25.59 ID:7huFBj350
マナ「はじまったわね……」
カヲル「そうみたいだね……」
137:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 18:19:38.38 ID:7huFBj350
カヲル「……これから君は、いったいどうするつもりなんだい?」
マナ「……おそらく、貴方がしようとしていることと同じよ」
140Res/81.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。