過去ログ - 暦デイリー
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4:saga
2016/03/28(月) 16:42:05.40 ID:riDETHBsO
怪異____

いつもそこにあり、世界そのものでありながら、まっとうに生きている人間ならば意識して関わることもない、そんな存在。

しかし美しき吸血鬼と出会ったあの春休み以来、僕は怪異と出逢い続けた。
以下略



5:saga
2016/03/28(月) 16:58:21.99 ID:riDETHBsO
戦場ヶ原「動かないで阿良ヶ木くん。いえ違うわねそうじゃないわ。動いてもいいけど動くと危ないから動かない方が良いわよ、というのが正しいわね。」

阿良ヶ木「お前のしわざか戦場ヶ原!」

戦場ヶ原「そうよ。寝ている彼氏の頭の上に教科書辞書文庫本ハードカバー、様々な書類を積んで遊んでいます。戦場ヶ原ひたぎです。」
以下略



6:saga
2016/03/28(月) 18:53:16.55 ID:riDETHBsO
閑話休題

ここは直江津高校3年のとあるクラス、つまるところ僕阿良ヶ木暦と、僕の恋人であるところの戦場ヶひたぎが現在在籍するクラスの教室であった。
文化祭という学生生活最後の華やかなイベントの終わりは多くの受験生にとって勉強に本腰を入れ始める一つの丁度良い節目になっていたのだろうか、教室の他の生徒は皆既に帰途についており、教室に僕たち2人の他に生徒は残っていないようだった。
しかしその静けさは誰もいない放課後の教室に恋人と2人きり、という甘酸っぱいシチュエーションに華を添えるアクセントではなく、ただ僕の身に起こっている恐怖に煽りを加えるエッセンスでしかなかった。そしてまた一つ頭の上の重みが増えていく……
以下略



7:saga
2016/03/28(月) 21:01:49.75 ID:Tis3kvD1O
閑話休題

阿良ヶ木「しかしさ、お前がこんな小学3年生みたいな遊びをするなんて意外だよな。」

戦場ヶ原「そうね。でも私小学生の頃は同年代の友達が少なくて、こういう遊びをすることも少なかったからその反動が今頃になってきたのかもしれないわね。」
以下略



8:saga
2016/03/28(月) 21:05:15.55 ID:Tis3kvD1O
≫6 改行してなかった

閑話休題

阿良ヶ木「しかしさ、お前がこんな小学3年生みたいな遊びをするなんて意外だよな。」
以下略



9:saga
2016/03/28(月) 23:36:35.39 ID:1+VBLVeUO
阿良ヶ木「まったく、不動産屋さんと役所と家族を巻き込んだ壮大なおままごとになりそうだぜ。」

戦場ヶ原「ふふっ、こういうの重たい?」

彼女はまた一つ僕の頭の上に本を置きながらそう言った。
以下略



10:saga
2016/03/28(月) 23:43:40.10 ID:1+VBLVeUO

渾身のアタックも戦場ヶ原にスルリとかわされ、絶望した僕はもはややけくそであった。

阿良ヶ木「僕が好きなのはひたぎさん!ひたぎさんの重たい愛情です!!」

以下略



11:saga
2016/03/28(月) 23:44:51.04 ID:1+VBLVeUO
おしまい。


12:名無しNIPPER[sage]
2016/03/28(月) 23:53:13.94 ID:6dGYNY81O
sagaは名前欄じゃなくてメール欄だぞ


13:名無しNIPPER[sage]
2016/03/30(水) 02:00:46.91 ID:ilx2HodI0
えっ…?第2話は…?


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