過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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40:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 22:09:42.31 ID:stipOQWj0
「お疲れ様。初めてのライブとしては、大成功だな」

「ありがと、慶さん。私、そんなに上手くできたんだ」

「これなら、今後のアイドルとしての活躍も期待できる。もっと自分に自信を持ってもいいぞ」

「こんな私が、アイドルか……なんだか夢の中にいるみたいだよ」

 イベント終了後、加蓮は舞台袖でパイプ椅子に座りながら、客が三々五々散っていく様子を、ぼんやり眺めている。

「だが、ここがゴールじゃないんだ。ここがスタートラインなんだからな?」

「そう、だったよね……でも、今は夢の中にいるみたいで、なんだかフワフワしてる」

 そう言いながら、加蓮は慶に顔を向けた。

「アイドルとしてデビューできたのも、慶さんのおかげだよ。本当にありがとね」

「俺は、加蓮の手伝いをしただけだ。アイドルになれたのは、加蓮が努力を積み重ねて、ここまで諦めなかったからさ」



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